営業マンの方は相手の会社などに出向いて商談などを行うことが多いです。
もちろん、メインは相手との商談になりますが、その他にも雑談などさまざまな会話が含まれるはずです。
「営業が苦手」という人は、この雑談を苦手としていることが多いです。
何を話せばいいんだろう?
特に話題も無いし……。
と、尻込みしてしまってなかなか会話が進まなかったりすると、「やっぱり自分には向いていない」と判断してしまいがちです。
そこで今回は営業マンのための(もちろんそれ以外の方も相手先との会話を円滑にするために)、雑談のネタを増やす方法をお伝えしようと思います。
1 絶対に避けるべき話題
会話ネタを増やす前に、まずは話してはいけない話題を覚えておきましょう。
昔から必ず揉め事が起きるとされているのは以下の話題です。
・宗教
・政治
・野球
この3つは営業マンでも避ける話題として有名です。
宗教は非常に繊細な問題です。
宗教によって人生観・信条などを強固に持っている人もいます。
軽々しく話題にすると、相手のプライドなどを傷つけかねません。
宗教批判などはもってのほかです。
政治もかなり繊細な話題です。
与党・野党のどちらを支持しているかだけでも問題になります。
主義や主張も異なりますので、これも話題にするべきではありません。
野球にかぎらずサッカーなども、できれば避けてください。
熱烈なファンであったり、逆に強烈なアンチだったりと、揉め事に発展する可能性が非常に高いです。
もちろん、お互いが同じチームのファンとわかっていればこれほど便利な話題はありません。
2 ネタを探す方法
(1)相手の情報から
商談をする前に相手のことは当然調べると思います。
ネットで相手先の会社について色々と情報を仕入れておきましょう。
会社の概要だけでなく、会社の更新情報・ニュースなども読んでおくと話題が増えます。
それ以外にも同じ業界のニュースなども仕入れておくとさらに便利です。
(2)相手の場所から
iPhoneなどのナビがあるおかげでどんな場所でも簡単に行けるようになりました。
地図のアプリなどで、相手の会社の周辺に何があるのかを見ておきましょう。
有名な建物や、読めない地名など、様々なものが見つかるはずです。
そういったものを話題に出せば「あぁ、それは◯◯だねー」と話が弾みます。
(3)ラジオから
特にAMラジオがオススメです。
ポケットラジオを持ち歩くのもオススメですし、iPhoneなら「Radiko」のアプリもあります。
ラジオで聴くのは「地域情報」。
相手の会社の地域情報を聴くことで、共通の話題を作ることが出来ます。
相手が知らなかったような地域のイベントなどを教えれば、それだけで会話が盛り上がることでしょう。
(4)近所の店舗から
会社の近くの飲食店などを見て、気になった店などを覚えておきます。
それを話題にすることで「あの店は美味しい」とか「こっちの店のほうがオススメ」など教えてくれます。
その店に実際に行くことで、次に訪問した時に「この前教えていただいたお店に食べに行ったんですが……」とさらに話題を広げることが出来ます。
(5)会社の入り口から
入り口に飾ってある絵画などの美術品を話題にするのもありです。
ロビーの広さや、受付嬢について話をしても話題は広がっていきます。
自社のことを褒められて悪い気分になる人はいませんし、そこまで細かく見てくれているのか、と好感を持ってくれることもあります。
(6)相手の持ち物から
商談の相手の持ち物にも目を光らせましょう。
ネクタイやペン、着けている腕時計などを話題にするのも喜ばれます。
どれも本人が自分の好みとして着けているもの、個性を出すものですから、ブランドや使い心地などの話が広がっていきます。
3 まとめ
どんな場所にでも話のネタは転がっています。
相手との会話を滑らかにして、気持ちのいい商談が行えるよう常にアンテナを張って情報収集していきましょう。
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