ブログで集客したり、セミナーを開こうと決めて人を集めようとした時に必要なのが、告知の文章。
告知文を載せたはいいものの、全く反応もなければ応募もない。
どうして誰も興味を持ってくれないのか、と不安になるばかり。
もちろん、集客のためのイメージ作りも1つの技術です。
「有名な人をゲストに呼ぶ」
「楽しそうな雰囲気の写真を載せる」
「プレゼントや特典などを用意する」
こういったイメージ作戦も有効ですが、それでも最終的に読者の心に刺さるのは、告知文なのです。
人が簡単に集まる告知文には、必ず必須のポイントがあります。
それを知らずに「みんな集まれ!」なんて書いても誰も来ることはないのです。
今回は、人が集めるコピーライティングについてお伝えしようと思います。
・集めようとする対象を明確にする
どんな文章においても「誰に向けて書いているのか」を明確にしなければなりません。
「若いOL」と「中年男性」は悩んでいることや求めているものが違うのです。
たくさんの人を集めようとして、誰に向けているのか分からないような文章を書いてしまうと読んだ人の心に届きません。
そのイベントやセミナーが「どんな人にとって役立つのか」「誰にとって有意義なのか」をハッキリさせましょう。
【◯◯な人に来てほしい】という見出しで書くのもいいでしょう。
「20代」「OL」のように肩書きまで考えなくても大丈夫です。
「1年以内に独立しようとしている」のような大まかな条件でもOKです。
ただし、具体的に書く必要があります。
例えば「副業で儲けようと思っている」ではなく「1ヶ月で5万円の収入を得たいと思っている」というように具体的に書いてください。
具体的に書くことで、人の持つ欲望や悩みにピンポイントにアプローチすることができます。
具体的であればあるほど「これは自分のことだ!」と思い当たる人が増えていきます。
逆に、誰に向けられたのかわからないような文章だと、読む人の心に届きにくいです。
ですから、あなたが来てほしいと思っている人物像を明確にイメージしてください。
その人が抱えている欲望や悩みをしっかりと理解することが大事です。
・何が得られるのかを明確にする
読者が気にしているのは「参加したらどうなるのか?」ということです。
イベントやセミナーに参加する目的は人それぞれですが、求められているのは「感情」や「結果」です。
例えて言うならば、結婚相談所に登録をする人は「婚活」をしたいわけではありません。
「素敵な人と出会って結婚をする」という結果を求めているのです。
イベントやセミナーに参加する以上は、何かしらの「感情」や「結果」が欲しいのです。
「参加したらどうなるのか?」をハッキリさせることで、人は興味を持ち始めます。
「活躍している起業家からビジネスのアドバイスをもらうことが出来る」
「セミナーに参加することで自分の進むべき道がハッキリする」
「年収2000万円以上の人と知り合えてメルアドの交換ができる」
人は商品やサービスが欲しいわけではありません。
その商品やサービスを使うことで得られる「感情」や「結果」が欲しいのだ、ということを忘れないようにしましょう。
もちろん、告知文にはそれが手に入るということを必ず書くようにしてください。
まとめ
「集めようとする対象を明確にする」
「何が得られるのかを明確にする」
これが人を集めるためのコピーライティング技術です。
「このセミナーに参加すると、◯◯な人が△△になる!」ということを明確に書くことができれば、人が集まってくる告知文になります。
人が求めるのは商品やサービスを使った上で得られる「感情」や「結果」であることを忘れず、「誰が」「どうなるのか」をしっかり書くように心がけましょう。
この記事へのコメントはありません。