「話すのは得意なんですけど、文章にしようとなかなか書けなくて」
と、どうしても書くのが苦手だという人がいます。
しかし、その苦手意識はちょっとしたきっかけで克服することができます。
このサイトを書いている私も、国語や作文が得意だったわけではありません。
逆に苦手科目だったほどです。
それでもこうやって、つたないながらもあなたにお見せする文章を書けるぐらいにはなりました。
それでは、どうしたら苦手な文章を克服することができるのか?
あなたの文章への苦手意識を取り去るための5つの方法をご紹介したいと思います。
1 いきなり書かない
何を書くのかを決ずにいきなりキーボードに手を置いても、何も書けません。
画面を見つめたまま固まってしまいます。
プロであっても、何の考えもなしにスラスラと原稿を書けるような人はなかなかいません。
まずは、何を書くのか、紙に書き出してください。
パソコンのメモ帳に要点をまとめておくのもありです。
先にこういった時間を作っておくだけでも、文章は簡単に書けるようになります。
【書く時間】と【内容を考える時間】は別にとってください。一緒にしてはいけません。
書く前に、文章の中身を整理して組み立てておけば、PCの前で悩んで固まってしまうことがなくなります。
・どのようなテーマで記事を書くのか
・何を伝えようとしているのか
・どんな結論なのか
をあらかじめ考えておきましょう。
2 簡単な言葉で書く
ブログを書こうとすると、きれいに格好良く書こうとしたり、難しい言葉を使って書こうとする人がいますが、オススメできません。
難しい言葉を使えば使うほど、読者は文章に難しさを感じて途中で読むのを諦めてしまいます。
また、整ったきれいな文章よりも、やや崩れた文章のほうが飽きのない文章になります。
考えすぎないようにしましょう。
「いい文章を書かないといけない」と思い込むと、なかなか筆が進まなくなります。
書けないという人は自分へのプレッシャーが強く、手が止まってしまうので「文章が苦手です」と考えがちです。
しかし、ブログなどは論文ではないので、文章を書く際のルールなどはありません。
あまり難しく考えすぎず、目の前で友人や知り合いに話すようなつもりで文章を書いてみてください。
そのほうが、多くの人に読まれるようになります。
3 八方美人にならない
「読んでくれる人全員に好かれるようなブログにしよう」と考えて書いても、それは逆効果です。
全員に好かれようと思って文章を書くと、八方美人になって言いたいことが言えなくなりますし、文章がつまらなくなります。
ブログの目的が集客だとしても、全員に好かれる必要は全くありません。
読者100人のうち、1人が好きになってくれればそれで十分なのです。
会社や学校でいきなり全員と仲良くなれるような人はいないはずです。
少しずつ時間をかけて友だちが増えていくのです。
100人中、1人と仲良くなれれば大成功です。肩の力を抜いて気楽に書きましょう。
4 文章を短く切る
文章が長いと、読みにくい文になります。
内容もわかりにくく、途中で読むのを辞めたくなります。
一口サイズの食べ物が食べやすいのと同じく、一口サイズの文章のほうが、読みやすく、わかりやすいものになります。
だらだらと書かず、文章を思い切り良く切断しましょう。
5 音読する
ほとんどの人がやっていないことですが、実は効果絶大です。
文章を書き終えたら、実際に声に出して読みあげてみてください。
声に出して読んでみると、「この部分はなんか変だ」「ここに違和感がある」と感じるようなところが必ず出てきます。
読み上げて、気になった部分を編集する。
これを繰り返すだけで、文章が大幅によくなりますので、オススメの方法です。
まとめ
・いきなり書かない
・簡単な言葉で書く
・八方美人にならない
・文章を短く切る
・音読する
文章への苦手意識が消えない人は、まずこの5つの方法を試してみましょう。
どんなに自分は下手だと思っていたとしても、着実に文章はよくなります。
文章の書き方に正解というものはありません。肩の力を抜いて気楽に書き続けてください。
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