ブログやWebサイトの記事を更新するWebライティング。そんなWebライティングが苦手、という人も多いはずです。国語の授業始め、私たちは日本語を使って文章を書くという行為は幾度となく繰り返してきたはずです。しかし、Webライティングとなった瞬間に、手が止まり文章を書けなくなってしまうという経験はありませんか?
Webライティングとこれまでの国語の授業などで書いてきた文章には大きな違いがあります。たしかに、文章を書くという行為としては同じなのです。しかし、読む人、読む媒体、読む目的というのが全く違ってきます。では、Webライティングで文章を書くコツ、上手な書き方とはどういう書き方なのか。
それが、「結論」から書き始める、という書き方です。Webライティングではこの「結論から書く」という方法によって、読みやすい文章、求められる文章にすることができます。また、結論から書く、という文章の書き方、型を持っておくことで、Webライティングが非常にやりやすくなります。
結論から書くことでWebライティングによって伝えたいことが明確になる
文章が苦手な人が書く文章には、文章が支離滅裂で結局何を伝えたいのかが分からない、という特徴がります。文章の構成が支離滅裂になり、意味が伝わらないのです。また、論理的な組み立てができずに、方向性の滅茶苦茶な文章になってしまうことがあります。この傾向は、Webサイトやブログの記事を書くWebライティングにおいて特に顕著に表れています。
何を伝えたいのか分からない文章にならず、意味を伝えられる文章にする方法が、この「結論から書く」という書き方です。最初の文、最初のパラグラフ(段落)で結論を宣言しておくことが大切になります。最初に結論を宣言しておくことによって、その後に続く文章、パラグラフが伝えたいこと、つまり結論の詳細や説明、解説の文章となる構成が自然と出来上がります。
文章が苦手な人が、順を追って結論を書くという文章構成で文章を書いていっても、書いている途中で頭が整理できなくなります。その結果、支離滅裂、滅茶苦茶な方向性の文章が出来上がってしまうのです。その結果、分かりづらい文章になってしまいます。
しかし、最初に結論を宣言しておけば、後から書くべきことというのは限られていますよね。読む側からしても、既に結論が明示されていますので、その文章の目的が分かった上で読み進めることができるのです。
これが1つ目の理由です。
結論を始めにする書き方は検索ユーザーの求める文章構成になる
Webライティングは、Webサイト上に記事を公開するために文章を書いていますよね。インターネットユーザーに読んでもらうための記事、ということです。では、インターネットユーザーはどのようにしてWebサイトの記事を探しているのか。
インターネットユーザーが記事を探す方法といえば、「検索」ですよね。GoogleやYahoo!、Bingを使ったインターネット検索、検索エンジンを利用して、自分の求めている情報が書かれているWebサイトの記事を検索します。
そんな検索ユーザーが求めているのは、自分が知りたい情報の答えです。たとえば、Apple社が出しているパソコンの名前が気になるユーザーは「Apple パソコン」「Appleのパソコン」などで検索しますよね。そして、そのユーザーが求めている情報はApple社のパソコンの歴史でも、操作方法でもありません。Apple社のパソコンは何か、何という名前だったのか、です。もちろん、答えは「Mac」ですよね。
そんなユーザーに対して、
「Apple社が初めてパソコンを開発、発売したのはxxxx年で、その開発プロジェクト関わっていたのは、スティーブ・ジョブズ、、、そして、そのコンピューターは〇〇のメモリ、CPUを搭載し、、、、、、、そのパソコンの名前がMacです」
なんて文章を書いても、受け入れられませんよね。ユーザーが求めているのは「Appleのパソコンの名称がApple」であるということです。Webライティングではそれを一番最初に伝えていきます。
もし、周辺情報、開発の経緯などを伝えたいのなら、
「AppleはMacというパソコンを発売しています。Macはxxxx年に開発されて〜」
と、最初に結論を話し、その後に伝えたい文章を付け足していけばいいのです。
ユーザーが求めている情報を正確に伝えることができるので、自然とコンテンツの価値も高まっていきます。その結果、検索エンジンからの評価も高くなっていき、結果的に多くの人から読んでもらえる文章になります。
まとめ:Webライティングでの文章の書き方のコツは結論から書き出すこと
全ての記事にあてはまる書き方ではありませんが、Webライティングで書く文章のほとんどは何かしらの情報を伝えるための文章です。つまり、結論ありきの文章になります。今回紹介したWebライティングの書き方が最適、ということになります。ぜひ参考にして、質の高い文章を書いて下さいね!
この記事へのコメントはありません。