一般的に老害といえば、頑固でわがままで周囲の人たちに対して迷惑をかけてくるような困った老人のことを言いますが、この老害の特徴を持った社員が職場にいると厄介ですよね。
職場で迷惑な老害社員といえば、以前は「時代遅れの価値観を若い世代に押しつけてくる、うっとおしい定年間際のオジサン」に多くいたのですが、今や40代でも早ければ30代でも老害社員の特徴を持ち、職場の人に迷惑がられている老害社員が存在するようです。
そんな老害社員は同僚に差をつけられ、20代の若い社員からも仕事で追い抜かれる一方で、新人や若手社員を相手に、本質からずれまくった説教やアドバイスをして疲れさせています。
しかも厄介なことに、なかなか本人は自分が迷惑な老害社員になっていることに気づかずに毎日を送っています。
もしかしたら、、、
あなたも気づかぬうちに迷惑な老害社員になっているかもしれません。
そこで今回は、職場で迷惑な老害社員の特徴をお伝えしますので、自分に当てはまってしまっているものがないかをチェックしてみてください。
もしも当てはまるものがあれば、素直に反省してすぐに改善するようにしましょう!
職場で迷惑な老害社員の特徴とは
上から目線で後輩をバカにする
取引先の若い営業マンのことを上から目線でバカにした発言をしたり、職場の自分よりも年の若い後輩を小馬鹿にするようなことを言う。
そんなことを繰り返している人は、直接小馬鹿にされている後輩は当然のことながら、周囲の同僚などからも嫌がられます。
上から目線で年下の後輩を見下している人は、他人をバカにすることで自分の価値が高いような気になって気持ちよくなっているのですが、普通に考えてそんな態度は小学生の子供がするようなことですよね。
職場にいる周囲の人たちは確実にそう思いますから、年齢が上か下かとか先輩後輩といった立場に関係なく、上から目線で人をバカにするような態度や発言をすることはやめましょう。
せっかちですぐに怒る
話はくどくて長くなるくせに、短気でせっかち、そしてすぐにキレて怒鳴ったり周りの人に当たるという態度を取るのも老害社員の特徴です。
怒ったり怒鳴って、周りにいる人に当たっていると、それを見ていた人も嫌な気分になりますし、職場の雰囲気を悪くしてしまいます。
自分が怒鳴られているわけではなくても、怒鳴り声は聞いているだけで疲れますからね。
自分は年上だから大事にされて当たり前だという意識を持っているのかもしれませんが、自分の想い通りにいかないことがあったらすぐに怒鳴る人は、器の小さい人間だと思われても仕方ないのです。
「怒鳴るようなことでもないだろう」と呆れられてしまいますよ。
自分の考えを曲げない
会社で何年も仕事をやってきていると、経験が蓄積されてきて自分なりの仕事のやり方も固まってきます。
もちろんこれ自体はいいことですが、老害社員はここに根拠のない自信を持ってしまって、「長年かけて真っ当に取り組んできた自分の仕事に対しての考え方こそが正しい」という考えを持ってしまいます。
そうなると物事を柔軟に考えることができなくなりますし、融通も効きません。
ですがそれでも自分の考えこそが正しいと信じているので、他の考えを受け入れずに自分の考えを押し通そうとするのです。
実際にはそれほど立派なものでもないにもかかわらず、自分のことについてかなり美化し「自分はすばらしい経験をしながら仕事をしてきたんだ」と思い込むケースが少なくありません。
そうやって自分の考えを押し通そうとすることに、周りの人も否応なしに尊重して従がわなくてはいけなくなるので、周りをうんざりした気分にさせます。
わからない仕事に口を挟む
自分に知識がない分野のことは、知識のある人に任せておけばいいのですが、「自分は長年仕事を経験してきているからなんでもわかる」と思い込んで自信を持っている人は、自分のわからない分野の仕事にも口を挟みます。
そして中途半端な知識で仕事を教えようとするので、教えられた方は手を止めなくてはいけませんし、教えられたことが上手くいかない方法だとわかっていても無視するわけにもいきません。
その結果、仕事がスムーズに進まなくなるので、周りから嫌がられる存在になるのです。
また、わからないことはわからないと聞けばいいのに、自分の仕事に対して変なプライドを持っているせいで一人でやろうとして時間がかかったり、トンチンカンな仕事をして余計な手間がでたりします。
話しがくどくて長い
話がとりとめなくなったり同じ話を何度も繰り返して、長々と話しをするというのも老害だと思われる特徴です。
ちょっと話に捕まってしまうと、自分の貴重な仕事の時間が無駄に奪われるのですから、迷惑だと思われて当然ですよね。
自分は時間に余裕があるから誰かに自分の話しを聞いてほしいという意識だけで、本人にとっては悪気があってしているわけではないところがさらに厄介です。
仕事の立場上、仕方なくコミュニケーションをとっているのに、くどくて長い話しを聞かされるのは迷惑でしかありません。
さらに自分の価値観こそが正しいと押し付けてくる人は、他人の気持ちを全く理解できない人だとして迷惑がられるでしょう。
まとめ
老害だと思われているということは、ほとんどの場合が自覚がないものですから、自分にあてはまることがないかを、素直な気持ちになってじっくりと振り返ってみましょう。
自分がまだ若くても、今回お伝えしたことにドキッとするようなことがあれば、もしかすると職場で迷惑な老害社員だと思われてしまっている可能性があります。
思い当たる節があったなら、職場の人間関係を円滑にして仕事をやりやすくするためにも、自分の今後のためにも、自分の今までの行動を見返していった方がいいですよ。
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