友達と待ち合わせをしている時、待ち合わせの約束の時間までには到着できるように余裕を持っていたはずなのに、なぜか遅刻をしていた。
このような経験は誰にでもあるかと思いますが、遅刻は連続して何度もやってしまうと、「毎回遅刻してくるし、また遅刻してきそうだな」と思われてしまって、自分の信用を失い、「いい加減」「人としてのマナーがなっていない」などと思われてしまう原因にもなります。
友達でしたら、まだ笑って許してくれるか、その後のスケジュールが詰まっていれば、呆れて置いていかれるぐらいで済みますが、仕事で何度も遅刻をしていると大変です。
取引先との約束に遅刻していってしまったら、約束に遅刻してくるような社員を抱えている会社の信用問題にも関わりますし、自分が遅刻してしまったせいで取引が中止になってしまったら、会社に大損害を与えてしまいます。
しかし遅刻癖を持っていることで、このように大変な迷惑をかけてしまうことがわかっていても、一度遅刻癖がついてしまうと改善することが難しくなりがちで会社を何度も遅刻してしまう人も多いです。
遅刻したことを反省し「どうにかしなくては」と思っていても、また遅刻をしてしまうことで、社会人としての関係をぶち壊しかねない遅刻癖。
わかっているのに繰り返してしまう遅刻癖は、どうにかして直していきたいものですよね。
そこで今回は、ついつい遅刻してしまうという遅刻が常習になっている人が、遅刻癖を直す方法をお伝えしていきます。
常習になっている遅刻癖を治す方法
そもそも遅刻をしてしまう原因というものはそんなに多くはないはずであり、自分が遅刻をしている原因を探っていって一つ一つ潰していくことが遅刻癖を直す方法となってきます。
具体的に何が原因となって遅刻をしてしまっているのかを見つけ、その対策を立てて実践していくことで初めて遅刻は防ぐことができるものですから、「明日は遅刻をしないぞ!」「明日は10分早く起きよう!」というように思うだけではなんの解決にもなりません。
自分の意識次第で遅刻は大きく減らすこともできるので、遅刻している原因を探ると同時に自分の意識も改善していきましょう。
睡眠をしっかりとる
朝目覚まし時計が鳴っても、スヌーズ機能で何回も目覚まし時計を鳴らしながら、ついつい遅刻するかしないかのギリギリの時間まで眠ってしまっていているのなら対策は簡単です。
夜更かしをせず、睡眠をしっかりとればいいですよね。
次の日の朝が早いことがわかっているのに遅い時間まで飲み会に付き合っていたり、ドラマなどのDVDを見てしまったりと、その瞬間の楽しみを優先してしまって夜更かしをしていれば、睡眠時間が減りますから当然体の疲れが取れなくて朝しっかりと起きられないことにつながります。
しっかりとした睡眠時間を確保せず、体を疲れさせすぎると目覚まし時計の音にも気づかなくなってしまうこともありますから、仕事や予定のある日の前日は夜更かしせずに早く寝ることを心がけましょう。
そうやって夜更かしをせずにしっかりと睡眠を取ることができれば、それだけで時間に余裕をもって起きられるはずです。
余裕を持って起きることができれば、特別なことをしなくても遅刻をすることはなくなりますよね。
時計を早めて行動する
12時に待ち合わせの約束をしていていていつも遅刻してしまっているのなら、自分の中で待ち合わせの時間を1時間はやめて11時にしてしまいましょう。
会社であれば、本来9時から始業なら8時からの始業だと思うのです。
そうすれば、今まで通りの生活をしても遅刻をすることもなくなりますし、1時間早く行動するためにはどうすればいいのかを考えるようになります。
待ち合わせの約束には、実際1時間早く到着してしまうことになって時間をもてあますことになるかもしれませんが、その時間は本を読むなり自己成長の時間としても使えますし、日頃は忙しくてゆっくり考えていられないようなことを考えることもできます。
1時間も予定を早めて思い込み、その通りに行動することは荒治療のようにも思えますが、こうすることで遅刻を予防するだけでなく、とても有意義な時間の使い方ができますよね。
ただし、1時間早めた行動だから、、、
というように余裕な気持ちを持たないようにしてください。
遅刻癖を直すためには早め早めの行動を心がけ、そしてこの行動を習慣化していくことも必要です。
遅刻した自分にペナルティを課す
遅刻をしないよう、自分を本気にさせるためには厳しいペナルティを設定しておくことも効果があります。
自分の中だけで決めているとついつい甘くなってしまい、遅刻をした時にもペナルティを課さなくなりますから、誰かに公言して協力してもらうようにしておくといいです。
例えば、朝、出勤する時に会社に遅刻してしまったら同僚にランチをご馳走したり、1000円を募金するようにしたりといった、遅刻に対する自分へのペナルティをつけておくのです。
一度遅刻して同僚にランチをご馳走したり、1000円を募金してもダメージは少ないかもしれませんが、これが何度も続くと厳しくなってきますよね。
実際にそういう状況になってくると緊張感が生まれますし、「もう絶対に遅刻はできない」と強く意識するようになります。
遅刻を治すことに自分を本気にさせるためにも、強制力のあるペナルティを自分に課してみましょう。
スケジュールをきちんと組む
遅刻癖がある人は全てにおいて計画が甘い傾向があり、時間管理の面で努力すべき点が多いです。
頭の中でスケジュールが把握しきれないのであれば一度紙に書き出し、どの時間までにどの行動を終わらせていかなくてはいけないのかを一目でわかるようにして見ましょう。
予定の10分前に到着しようと思ったら、
交通手段はこれを使うからこの時間までにここに到着しておかなければならない、
この時間までにここに到着しようと思ったら何時までに家を出る必要がある、
何時に家を出ようと思ったらこの時間までにこの準備をする必要がある、、、
というように目的から逆算して、細かく細かくスケジュールを作ってみるのです。
もちろん細かくスケジュールを書くことは手間ですが、この手間なことが頭の中で把握できていないからこそ「気づいたら遅刻している」という状況になっているわけですし、スケジュールを細かく立ててみましょう。
文字にしてパッと全体のスケジュールが把握できるようにすることで、しっかりと時間が頭のなかに入るようになりますし、そうすれば遅刻しないような行動を取っていくこともできますから、遅刻癖を直していくことができます。
まとめ
遅刻は、「なんとか直さなきゃー」と思う程度で本気になって直そうとせず常習化させてしまっていると、遅刻が原因で会社をクビになったりすることもありますし、友人からの信頼も失い人間関係も悪くなって周りに誰もいなくなってしまう可能性だってあります。
遅刻を常習化してしまっていると全てを失い、人生を台無しにしてしまう恐れもありますから、遅刻癖は一刻も早く、本気になって治すように努力しましょう。
もし、今回お伝えした遅刻癖を直す方法に本気になって取り組んでみても、どんなに努力をしても遅刻が治らないという人は、もしかするとそれは脳の異常に原因があるかもしれません。
脳の前頭前野に異常が出ると自分の行動や注意が曖昧になってきて、時間の経過の感覚もずれてきてしまうので、「数分しか経っていないと思っていたのに実は30分も時間が経っていた」という経験のある人は、一度病院で相談した方がいいかもしれませんよ。
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