「どうやったら人に読んでもらえる文章を書けるんですか?」という質問は常に話題に上がります。
とくにブログを始めたばかりの初心者に多いようですね。
では「どうやったら人に読んでもらえる文章を書けるか?」ですが、「とにかく書きまくる」しかありません。
と言ってしまうとこの話が終わってしまうので、今回はブログを書く際に気をつけてほしい3つのポイントをお伝えしていきます。
こういったことを意識するだけで、ブログが見違えるように変わっていきます。
1 1つの記事には1つの話題
「さぁ書くぞ!」と気合を入れて書いてみたものの、ついつい文章が長くなってしまう。
という方が多いようですね。
書き上げた後に自分で見返して「この文章、どこまでが必要でどこからが不要なんだ……?」と分からなくなってしまうようです。
そういう時はたいてい、文章の中に複数の話題が入っているものです。
例えば
「仕事のモチベーションを上げるために、筆記具にこだわってみよう」という話を書こうとします。
ロフトに行って新しい文房具を買ってきました。新調したノートとペンを使っていると、いつもは書くのに1時間はかかっていた原稿が30分で書きおわりました。やはりモチベーションが上がると、効率も上がるようです。今まで特に気にしていなかったけど、物にこだわることは大切なんですね。
この文に、複数のテーマをいれてしまうと下記のようになります。
ロフトに行って新しい文房具を買いました。てきました。新調したノートとペンを使っていると、いつもは書くのに1時間はかかっていた原稿が30分で書きおわりました。私が買ったのは◯◯というメーカーのボールペンです。やはりボールペンは筆圧を必要としない0.7mmがいいですね。さらにこのペンはしばらくフタをしなくても平気なんです。都内なら新宿の▲▲で安く売っていますのでオススメですね。今まで特に気にしていなかったけど、物にこだわることは大切なんですね。
「モチベーションを上げるために、持ち物にこだわる」と「良いボールペンの条件」と「ボールペンを安く買える場所」というテーマが混ざっています。読んでいて意味は通じますが、ごちゃごちゃした印象を受けてしまいます。
こういう時は記事を2つにわけて、1つの記事の中では1つの話題をとりあげるようにしてください。
そうすることで、読んだ人の中に1つのテーマだけが残り「勉強になったなぁ」という印象を残すことができるようになります。
また、分けることで記事の数も増えるのが良い点です。
2 普段通りの言葉で書く
そもそもブログを書く目的とは何でしょうか?
自分を知ってほしい、自分の商品を知ってほしい、商品の価値を伝えたい…………理由は人それぞれだと思いますが、おおよそこのような理由でしょう。
どんな理由であれ、その目的を達成するには【信頼してもらうこと】が最重要ポイントです。
信頼してもらうためには、読んでくれている人をガッカリさせてはいけません。
では、人はどういう時に信頼をしてくれるのでしょうか?
人は「言っていること」と「やっていること」が一貫しているとき、他人を信頼をするのです。
ですから、ブログを書くときも普段から使っている言葉で書いてください。
例えば、「まじめそう」「誠実」という印象を持たれている人がいるとします。
それなのに、ブログ上で「軽い」「チャラチャラ系」の文を書いていたら、実際に会った時にガッカリされてしまうのは当然ですよね。
例えば、セミナーの案内をする時。
◯月△日にセミナーを行います! 日頃の感謝を込めて今回は無料で開催しますので、ぜひ来てください!
◯月△日にセミナーをしちゃいま〜す! 今回はなんと! 無料で〜す\(^o^)/
ゴイスゴイスー^^! いまから友達さそって来てみてねー!
極端な例ですが、あなたの普段の姿に一致すれば、どちらを使ってもいいのです。
普段使っている言葉を使ったほうが人に信頼されるわけです。
いつも通りの言葉を使えば、実際にお客さんと出会ったときにガッカリされることがありません。
3 身近な例、体験談などを盛り込む
最後のポイントは自分の経験・体験を入れるということです。
イメージできたほうが文章を理解しやすいからです。
特に女性は「例」があることで、イメージしやすくなります。
上に書いた2つのポイントもそうですが、どちらも文章の例を入れるようにしています。
身近な例を書くほど、読んでいる人はイメージがしやすいでしょう。
例えば、
「どんな人間にも、指導してくれるコーチは必要なものです。トップクラスのアスリートでもコーチをつけていますしね」
と書くのと、
「どんな人間にも、指導してくれるコーチは必要なものです。体操で金メダルをとった内村航平選手も、フィギュアスケートの浅田真央ちゃんも必ずコーチをつけていますしね」
と書くのでは受ける印象が違います。
何かを説明する時には「例を出す」ということを覚えておきましょう。
まとめ
今回は初心者から脱出するための、ブログの書き方をお伝えしました。
初心者でもまずはこの3つを守れば、ありきたりなブログから脱出して、読まれるブログが書けるようになります。
ブログはただ書き連ねるだけのノートではありません。
その先には「人と人とのつながり」があるのです。
文章を書いていくと、必ずその人の人柄やキャラクターが現れてきます。
普段の自分を表現して、愛されるブログを作り上げて下さい。
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