体調管理は社会人として基本中の基本だということを新卒で会社に入社した時に言われたことがある経験はありませんか?
毎日忙しく働いている社会人にとって、突然の体調不良は仕事に大きな影響を与えます。
体調不良で仕事に穴を開けてしまうと、予定していた通りに仕事が進まなくなりますし、自分だけでなくチーム全体に迷惑をかけてしまうことになるので、周りの同僚などにも良い印象を持ってもらえなくなってしまいますよね。
また、突然の体調不良で滞ってしまった仕事を、後で取り返そうとするのは、ものすごく大変なことですし、体調不良になって良いことなんて一つもありません。
かとって体調不良にもかかわらず無視をして会社に行っても、健康状態を損なった状態では、いつもと同じようなパフォーマンスで仕事に取り組むことは難しいですし、体調不良から注意力も散漫になって、取り返しのつかないような重大なミスをしてしまう可能性もありますよね。
ですので、社会人となって仕事をする上では、自分の体調管理をしっかりとしておくことが重要になります。
忙しいとついつい後回しにしてしまってケアができない自分の健康管理ですが、せっかく仕事が充実していても体調を崩してしまっては台無しですので、仕事が忙しい時にこそ、毎日を元気に過ごすことができるように日常生活に気を使って過ごしていきましょう。
健康でなければ働けない
社会人になる前でしたら、体調不良になって学校を休むことになっても、それは休んだ時に勉強ができずに自分に迷惑がかかるだけで、ただの自己責任で済まされていましたが、成果を出すことが求められる社会人は学生とは自己責任の重さが異なってきます。
体調不良で仕事を休めば、仕事が止まってしまって周りの人も仕事が予定通りに進まなくなりますし、普段どれだけ仕事ができても、体調を良く崩して欠勤することが多かったり、時間を守ることができず遅刻を繰り返すような社会人は、周りで働く人たちに迷惑をかけるので優秀な社員としてはみてもらえません。
ですから、勤務日にはベストなパフォーマンスを発揮できるように、自分の体調を管理しておくことは社会人にとっては仕事のうちの一つであり、健康であることは働くことの第一条件なのです。
一人暮らしをしている忙しい社会人の場合は、食事をインスタント食品や冷凍食品、外食などで簡単に済ませようとするために、どうしても栄養バランスも悪くなりがちです。
新社会人となって親元を離れたり、転勤で見知らぬ土地で一人暮らしを始めたという時には、特に心身ともに疲れやすい環境になっているので、自分の体調管理に十分気をつけるようにしましょう。
仕事を簡単に休めない社会人の健康管理術
健康な状態を保つことは大切ですが、健康になろうと意識すると難しく思えますよね。
それよりも、不健康な体にならないためにどうすれば良いのかを考え、対策していくことで体調は管理できるようになります。
また、風邪などは注意していたとしても誰でもひいてしまう可能性のあるものですが、不健康な体でなければすぐに治すことができますので、不健康な体にならないための健康管理に取り組んでください。
食生活を見直す
残業が続く時には夕食がコンビニ弁当になったり、歓送迎会や忘年会新年会などが続く時には、ビールと飲み屋のおつまみばかりが夕食になってしまったり、食べている時間がないからと食事を煮たりしていると体に必要な栄養が摂取できなくなってしまいます。
食事をとっていてもコンビニ弁当やレトルト食品ばかり食べてその場をしのいでいると、体に異常をきたしてきますし、栄養不足によって頭の回転も悪くなってしまったり、集中力が持たなくなってしまうことにもつながります。
仕事の効率が落ちてくるだけでなく、体調不良になる可能性も高まりますので、仕事が忙しくても食事をする時間は必ず作り、バランスのいい食事を摂るように心がけましょう。
外食をするときには、単品ものの丼ものではなく定食を選ぶだけでも、おかずや小鉢、汁物など品数が増えるので、その分、色々な種類の栄養素を摂取しやすくなりますし、定食でなくてもサラダを注文するようにするだけで、グッと栄養バランスがとれた食事に近づけることができます。
食生活は決して軽んじず、体調を管理するためにバランスのいい食事を意識するようにしましょう。
質の良い睡眠を確保する
睡眠不足になると全身の血行が悪くなってしまうので、目の下にクマができたり、体が重くて肩こりが解消されないといった症状が出てくるようになります。
仕事が忙しい時には、仕事や他のことを優先して睡眠時間を削ってしまいがちですが、睡眠というものは、日中に傷ついた身体の細胞を修復したりと、正常な健康状態を保つために欠かせない重要な役割を持つものです。
睡眠によってしか脳や身体の疲れは回復することができませんので、睡眠が満足にとれない状態では体調はしっかりと回復することができず、回復されないダメージが徐々に積み重なってきて体調が悪くなっていってしまいます。
このような状態になってしまうと、身体の疲れも頭の疲れも抱えたまま仕事をすることになるので、仕事のパフォーマンスも上がりませんし、仕事が遅れることにも繋がってしまいます。
そして睡眠が不足し続けることで疲労が溜まりすぎてしまい、その結果体調不良という形として現れてくるのです。
質のいい睡眠が確保できていない状態では、人間は能力を発揮することはできません。
仕事は、頭も体力も精神力も多くを必要とするものですから、なおさらです。
仕事のパフォーマンスを下げないため、そして自分の体調を管理するためにも、仕事が忙しいときでも毎日の睡眠時間はきちんと確保するように心がけましょう。
ストレスを溜めない
仕事に取り組んでいると、ストレスは知らず知らずのうちに溜め込んでいってしまうものです。
毎日を忙しく仕事に追われている状態であれば、自分が意識していても意識していなくても、身体と心に大きなストレスがかかっているものです。
特に精神的にストレスを感じている状態を長く続けていると、心に大きなダメージを受けてしまい、最悪の場合は鬱になってしまうこともあります。
自分では気づいていないストレスでも、ストレスを解消しないまま放置していると、身体のホルモンバランスが悪くなったり自律神経がうまく働かなくなってしまい、体調不良に繋がっていってしまいますので、ストレスを溜め込まずにすむように、自分にあった適度にストレスを発散させる方法を身につけておくことが、体調管理に繋がるのです。
常にストレスを溜めた状態で仕事をし続けると、心も体も疲弊していくばかりですので、嫌なことを忘れるぐらい熱中できるものを見つけておきましょう。
食べ歩き、スポーツ、楽器の演奏、自分が楽しめるものでしたらなんでもいいですが、できれば体を動かすことができる運動がおすすめです。
体を動かすことで血流も良くなって身体に酸素が行き渡り、気分もスッキリリフレッシュできますし、体を動かして体力の低下や肥満を予防することは、体調管理にもつながります。
いくら忙しくても、自分の体調管理をして仕事のパフォーマンスを落とさないためにも、週に一度くらいはストレスを解消するために時間を作るようにしてください。
まとめ
人間はきかいのロボットと同じように、常にいつでも同じようなパフォーマンスを発揮できるわけではなく、どうしてもその日の体調によってバラついてしまうものですが、普段から体調管理をしっかりと行っておくことでパフォーマンスのバラつきに対処することはできます。
そしてそのための体調管理は、何も難しいことをしなくても、不健康な身体にならないために対処することで実現可能ですので、今回紹介した誰でもできる簡単な体調管理術を、まずはできることから始めていきましょう。
社会人であるならば、自分の体調管理も重要な仕事の一つですよ。
◎ 疲れが溜まっている時には、昼寝を15分挟むだけでも体調はかなり回復します!
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