「この仕事は後でやろう』と面倒なことを後回しにしたりしていませんか？先延ばしにしてしまうと時間ギリギリになって慌ててやらなければいけない状況に陥ってしまいます。そんな経験をして先延ばしにする癖を直したいと思っている人も少なくないはずです。なぜ、面倒なことを先延ばしにしてしまうのでしょうか。先延ばしにしない方法とそのような人の特徴、後回しにしたらどんなデメリットがあるのかお伝えします。
先延ばしにする人の特徴とデメリット
先延ばしにする人の特徴
- 大きな失敗をした経験がない
- 根拠もないのに物事を楽観視する性格
- 親から褒められた経験が少ない
- 学力が大体平均値で、良い意味でも悪い意味でも普通
- 何かに興味を持っても広く浅く、のめり込むことが少ない
- スケジュール管理が苦手、行き当たりばったり
- 期限を設定しても、自分で変更して一向に守らない
先延ばしにする人は複雑で面倒だったりしてやりたくないと思ったことは、やらなければいけないのにすぐには手をつけず期限ギリギリにならないと手をつけないので中途半端な作業にしかなりませんし評価も低くなっていしまいます。なのでモチベーションも上がらないのでだらけていってしまいます。
先延ばしは時間の浪費
先延ばしにするのは時間の浪費以外の何物でもありません。今やらなければいけないことを先延ばしするのがよくないのは、やらなくてもいいことを探して全く関係もなく大事でもないことをやっていることは重要度の低いことに時間を使ってしまうため時間を無駄にしてしまっているからです。
先延ばしは時間に追われる
先延ばしにするとやることを増やすことになってしまいます。そうすると本来やらなければいけないことにも支障が出てきます。そこで多くれてしまうとさらにやることが増えていき時間に追われ精神的に余裕がなくなってしまいます。
周囲の評価も低くなる
先延ばしにしていると廻りの人も気付いて仕事が遅いと思われ信頼を無くしてしまいます。こうなってくると仕事も任されなくなりチャンスがなくなってしまいます。
思考力なくなり決断できなくなる
すぐにやる人は、その場の状況を考えながら先を見据えてメリット、デメリットを見極めて嫌なことも先延ばしにせず片付けていきます。しかし先送りしてしまう人は、今のやりたくないという気持ちを優先させてメリットとデメリットと先のことを何も考えていません。ここで思考がストップしてしまいます。このような人は思考力や判断力に欠けていてまず仕事ができません。
先延ばしにしないためには
めんどくさいと思う思考を変えると驚くほど先延ばしをすることが少なくなります。思考を変えるためにすることがチャンクダウンとベイビーステップです。
チャンクダウンとは
後回しをしないためには、やることを分割することです。これをチャンクダウンといいます。チャンクダウンのすることで作業の明確化、単純化、可視化ができて負担を軽減することができます。複雑なことも細分化していけばできないと思っていたことも心理的にハードルが下がってきます。チャンクダウンの基本は次の通りです。
小さく分解していく
問題やタスクはできるだけ小さくしていく。タスクや問題は付箋に書き出したり、ノートに箇条書きにして書き出すとわかりやすくなります。
情報収集してみる
よくわからいことや曖昧に思っていると不安や恐怖が大きくなる場合があるので少しでも不安であればネットで調べたり、人に聞くなどして情報収集していきましょう。心理的負担も軽くなってきます。体験しないとわからないことは、試せるようであれば少しでもいいので試してみるのも決断するの判断材料になります。
手順を固める
面倒な作業などはマニュアル化してみたり言いにくいことはフレーズ化したりすると効率よく作業ができるようになります。決まった作業があればフォーマットを作成すると良いでしょう。
仮説を立てる
初めてやるような仕事で情報がないこともあります。そのような時はここに体験したことを元に仮説を立ててその仕事の内容に落とし込んでいくのが良いです。
チャンクダウンは不安や恐怖への対策としては有効ですが労力がかかり難易度が上がります。
ベイビーステップとは
ベイビーステップとは小さな一歩から始めることをいいます。ハードルが高いと最初の一歩が出ないのでハードルを下げて最初の一歩を踏み出そうということです。人は、止まっている時が一番気が重いのです。少しでも動き出すと気持ちも楽になります。ベイビーステップの基本は次の通りです。
時間を短くする
完璧なゴールを目指さずと時間がかかってしまいますので1分、5分、15分だけとゴールを時間にして一歩を踏み出していきます。
場所・場面を限定する
一部の場面、場所だけに絞るのも、行動のハードルを下げる方法。
一度にひとつの作業だけやる
いろいろなことにいっぺんには手をつけると達成できない可能性ができてきますので、ひとつのタスクをゴールにして集中して達成していきます。
難易度を下げる
体験会だけ行く、説明会だけ行くなどの簡単にできることにして行動の難易度を下げるのも効果的です。
まとめ
先延ばしにしない方法は、チャンクダウンとベイビーステップを活用していけば先延ばしが驚くど少なくなります。先延ばしが少なくなることで時間の浪費もなくなり信頼もできてきます。先延ばしの癖がある人は、ビジネスで結果を出したい人は先延ばしの癖を直していきましょう。
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