あなたは人にお金を払って物やサービスを買う時、何を基準に購入するかを決めていますか?いかに商品が素晴らしいかでしょうか?どのくらい安く買えるかでしょうか?たしかに、これらも最終的には買うかどうかの判断の基準になってきますよね。でも、最も重要な基準となるのは、「売っている人を信用しているか」ということじゃないでしょうか?
街を歩いていて、いきなり、身なりの汚い人から、「これ、最新のスマホなんだけど、買わない?」なんて言われても、ハッキリ言って、買おうとは思えませんよね。それが、街の中にあるキレイな携帯電話のショップで働いている、しっかりと制服を着こなしたスタッフから話しかけられたら、どうでしょうか?もちろん、買うかどうかはその時に使っている端末の状況などにもよると思いますが、「絶対に買わない」という選択はしませんよね。話を聞いてみようとは思うはずです。
つまり、私たちが物やサービスを買うかどうかを決める場合には、商品や価格がどうか、というよりも前に、売っている相手がどういう人間なのか、果たしてその人間は信用できるのか、ということからスタートするのです。
顔の見えない場合、どうすればいいのか?
先ほどの携帯電話の例の場合、顔の見える対面販売になりますので、身なりや笑顔などでもお客さんの信頼を得やすくすることができます。しかし、例えば、ネットビジネスでアフィリエイトで何かを売る場合や、セールスレターなどで売る場合、対面販売ではないので、信頼を得るのが難しくなってしまいます。その場合、どうすればお客さんからの信頼を得ることができるのでしょうか?
今回は、そんなネットビジネスやセールスレターなど、顔の見えない状況で何かを売る場合に、信頼を得る方法を、5つ、ご紹介していきます。
信頼性を得るための5つのポイント
1:お客さまの証言
まず、信頼を得る方法として使いやすいのが、「お客さまの声」などの、実際に商品を使った人の感想などです。売っている人間が、「この商品すごくいいよ!」なんていくら言っても、ハッキリ言って、信用できませんよね。でも、実際に商品を使用したお客さんの声や意見なら、信用できると思ってしまうのが私たちの心理です。
つまり、商品を信用してもらう方法として、実際に商品を使ったことのあるお客さんの証言を集めるという方法があります。あなた自身の商品なら、実際にモニターとして協力してくれる人に、意見をもらう代わりに無料で使ってもらうことによって、「証言」を集めることができます。アフィリエイトで他の人の商品を売る場合にも、ネットがある現代では、インターネット上でいくらでもレビューなどを集めることができます。
2:現実味のある数字
現実味のある数字でデータを示す方法も有効です。「今までに大勢の人に使われた人気のある商品です」「今までに9,872人が使った人気のある商品です」この2つは、「大勢」と「9,872人」という部分でしか違いませんが、明らかに後者の方が信憑性がありますよね。このように、数字でデータを示す場合には、端数までをしっかりと出した「具体的な数字」を使うことによって、信頼性を出すことができるようになります。
3:画像
何か証拠を示す場合に、画像を使うのも有効です。アフィリエイトでよくある手法ですが、報酬画面をキャプチャやスクリーンショットで保存して、セールスで使っているセールレター(ページ)で見たことがあると思います。やはり、ただ単に文章で書かれるよりも、写真で証拠を見せた方が、現実的になりますので、あのような方法を使っているのです。といっても、画像の場合、編集ソフトを使っていくらでも改ざんできてしまうので、その点にだけは注意が必要ですが、、、
4:販売者の写真
ネットビジネスやセールスレターの場合、「そもそも売っている人がこの世に存在するのか?」という疑問が浮かんでくることすらあります。その場合に有効なのが、販売者の写真や顔写真をセールスの際に使うことです。「私は○○万円稼ぎました」「必ずあなたを稼がせる自身もあります」そんなことを言っていても、「じゃあ、なんで顔出せないの?やましいことでもあるの?」と思われて、信頼を失ってしまいます。特にお堅いビジネスの場合は、顔写真を使って本人のことを開示することが非常に有効になってきます。
5:音声・動画
販売者の音声や動画を載せたり、お客さんの証言を音声や動画で紹介するのも非常に有効です。先ほども話したように、画像については簡単に編集したりできますし、インターネット上に存在する別人の画像から、それっぽいのを探してくることも容易です。しかし、具体的に商品名を話している音声や、動き、音声ともに入っている動画の場合、偽造するのは画像よりも困難になりますよね。そういう意味で、音声や動画を使うというのは有効な手段と言えます。
まとめ
ネットビジネスやセールスレターが売れない原因は、この「信頼性」が不足してしまっている場合がほとんどです。もし、あなたの商品が売れない場合は、今回紹介した5つの方法を使うことで改善される場合もありますので、ぜひ、参考にしてみてください。
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