そもそも優柔不断が問題視されている理由
優柔不断な性格について悩む人はとても多いです。なぜ現代でここまで優柔不断が問題視されているかと言うと、それはズバリ「選択することが以前より多くなったから」と言えます。
10年前まではどのスマートフォンが一番良いかとか、勉強に向いてるのはアプリなのか参考書なのかなどは考える機会も無かったと思います。この数十年でモノが溢れてきて、私たちはより多くの選択をすることが必要となってきました。 どの商品も「ウチの商品が一番だ!」と叫ぶ世の中ですので、「では本当はどれが一番なんだ?」と選択しないとロクに安心して商品も買えない時代なのです…。
優柔不断が改善されないとどうなってしまうの?
優柔不断が改善されないと、以前より多くの時間を無駄にしてしまう可能性があります。それは以前より選択肢が増えたという前の章の記述から説明がつきますね。
選択肢一つ一つに5分かかったとして、その選択をする回数か増えたら必然的に選択に必要な時間は増えてくるからです。 はっきり言って、選択は早いに越したことはありません。もちろん、自分にあったものを選択することは大事ですが、実際それを選択したことの結果が分かるのはそれを選択し、実行してから分かることです。さっさと選択をしてモノを試すのが先決でしょう。
ということで、優柔不断はある程度は改善されるべきでしょう。
優柔不断がどうしても改善されない理由
優柔不断がどうしても改善されない理由はいくつか挙げることができますが、一番大きなものは「選択肢がいくつあって、それぞれの選択肢にどんな特徴があって、比較するとどう違うのかを理解できていない」ということでしょう。
優柔不断な人はおしなべて「選択することが面倒」または「選択する基準を持っていない」ことで、優柔不断に陥っています。 ですから、優柔不断を改善するためには、それぞれの選択肢をより詳細に把握して、自分が大事にしている基準でモノを選択するべきです。
例えば、今ではたくさんの「良いシャンプー」が売られていますね。どれも「良いシャンプー」なので、選択するのに迷ってしまいます。ですから、次にそのシャンプーが「どんな点で」良いシャンプーなのか判断する必要性があります。 脂性髪質の方はよく皮脂が取れるシャンプーを買うべきでしょうし、髪が傷みやすい人は最近はやりのアミノ酸系シャンプーを選択するべきかもしれません。肌の弱い人は弱酸性のシャンプーにした方が良いでしょうし、抜け毛で悩む人はスカルプシャンプーにするべきです。
と言ったように、それぞれの違いを把握して自分に合ったものを選んでいく感じですね。要するに、それぞれの良さの違いを把握すると選択をすることがとても簡単になるのです。違いを把握したら、あとはあなたの価値観が勝手に選んでくれるでしょうから。
優柔不断を改善して早く行動しよう
はっきり言って、優柔不断のせいで悩んでいる時間は結局は何もしていない時間になりますので、もったいないです。さっさと選んで試して、合わないものは切り捨てて行く方がよほど現代的で実用的な選択の仕方と言えるでしょう。 また、どうしても選択することが苦手な人は、まずもって「自分が何を欲しているのか」を理解していないことがあるので、そこも含めてじっくり改善に取り組んでみてください。
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