インプットは得意だけど、アウトプットするのは苦手だ。
そのような人は多いのではないでしょうか。
しかし、ビジネスマンとして成長していくためには、
アウトプットをどれだけ得意になれるか、
またその質を高められるかということが重要になります。
インプットばかりおこなって知識を蓄えても、
その知識をうまく外にだして伝えることができなければ、
ビジネスマンとしての成長は難しいものになります。
たとえば、英語を学びたいと思ったときのことを想像すれば
わかりやすいと思うのですが、、
机に向かっていつまでも単語や文法の勉強(インプット)をしている人よりも、
自信がなくてもイマイチよくわかっていなくても、
今まで自分が勉強して得た情報を使って
積極的に外国人と話して(アウトプット)いく人の方が、
上達が早いということは想像がつきますよね。
というのも、アウトプットが得意な人は、得た知識を使ってすぐ実践していくので、
実践してみてどこの部分の理解が足りなかったのか、
また、どんな知識を得られればスムーズに会話ができのかに気付くことができます。
どんどんアウトプットしていくと、
わからない部分が明確になるので、次はそこを集中して学ぶことができます。
だから、とにかく完璧を目指してインプットばかりおこなっている人よりも、
成長のスピードが格段に早くなるのです。
これはビジネスでも同じで、
よくわかっていなくても、理解できていなくても、とにかくアウトプットしてみて、
そこから反省して自分に足りないものをインプットすれば、
効率よく成長していくことができます。
とはいえ、知識や情報を得るインプットは十分にできていても、
アウトプットが得意でなく、インプットした情報を上手く使えていないことで
せっかくのインプットを活かすことができていない人のために、
アウトプットが得意になるための練習方法をご紹介します。
アウトプットが上手くなる方法
伝えるポイントを明確にする
しっかりと知識が定着していない状態で、
得た知識や情報をそのまま全部他人に伝えようとすると、
たくさんのことを伝えようとするあまり、
ぼんやりとした内容でしか伝えることができない場合が多々あります。
だからまずは、アウトプットしようとすることのポイントを絞ること。
何を伝えたくて、何を伝える必要があるのかということを、
頭の中でしっかり整理することで、相手に上手く伝えることができます。
アウトプットするときには、伝えるポイントを明確にし、
情報を精査するようにしましょう。
アウトプットする前提で過ごす
この本の読書感想文書いてね。
そう言われたら、読書感想文をかく前提があるので、
感想文を書いていることを想像しながら、しっかり読み込んでいきますよね?
だから、インプットする段階から、内容を人に伝えるつもりで
情報や知識を自分の中に取り込むようにしましょう。
読書感想文のように、アウトプットする前提があれば、
本に限らずテレビでも雑誌でも、
大事なポイントや伝え方などを意識しながら見ることができるようになります。
アウトプットが得意でない人の場合は、
自分の中だけでなんとなく理解している状態になっている場合が多いので、
いざアウトプットしようと思ったときにアウトプットの質が悪かったり、
スムーズにアウトプットできなかったりします。
アウトプットをする前提ですごし、
自分の頭の中にアウトプットの回路を作りましょう。
情報を仕入れたら、すぐに言語化してみる
いつかこの情報をアウトプットしよう。
そのように思いながらインプットしていても、
なかなかしっかり深く内容は理解できていないハズです。
要点や重要なポイントは何なのかを明確にするためにも、
一度文字として書き出すことをオススメします。
というのも、いつかアウトプットしようと思いながらインプットしていると、
そのときは理解したつもりでも、、実はちゃんとできていないことがほとんど。
頭の中だけで情報を整理するというのは、
わかったつもりになってしまうこともあり難しいので、
すぐに文字にしてしまいましょう。
インプットした情報をすぐに文章にすることで、
本当に自分が理解できていたのかが確認できますし、
十分理解できていなかったのであれば、
理解できていなかった部分を見直すことができます。
理解できているのか、できていないのかを判断できるので、
すぐに言語化するようにしてみてください。
アウトプットを習慣化する
どんなことにでも共通することですが、
取り組んでみたり取り組まなかったりすると上達はなかなか見込めません。
やはり毎日の継続した積み重ねが重要になります。
アウトプットが得意になることもこれと同じで、
ある日突然、急にアウトプットが得意になっていることはありません。
ここまで紹介した方法をしっかりと習慣化し、毎日取り組んでいくことが必要です。
地道に毎日練習を続けることが、
アウトプットを得意にする一番の近道です。
まとめ
アウトプットを得意にすることは、なんだか難しそうですか?
そんなに深く考えすぎなくても大丈夫です。
気軽に毎日取り組むだけで、
だんだんと自然にアウトプットは上手くなっていくものです。
その上で、今までよりほんの少し、アウトプットへの意識を変えて習慣化してみると、
アウトプットが得意になり、ビジネスマンとしてより成長できますよ。
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