メモを取ることは、大事です。しかしその程度なら覚えてられるしメモを取るのは面倒だと
感じてメモを取らなかったこともあるのではないでしょうか。
実は、メモを取るという行為は、あなたが思う以上にメリットを生む行動なのです。
ビジネスで活用できるメモ活用術をご紹介します。
メモを振り返る
メモは、話した内容や教わったことを忘れないために取ります。記憶は、時間が経てばどんどん薄くなっていくので
そういった時、振り返るために必要になります。
人は、メモを取るとそのことに安心してメモした内容を忘れやすくなるという事実が
カナダのマウント・セント・ヴィンセント大学の研究によって明らかになっています。
また、カナダのウォータールー大学の研究結果では、何もしなかった場合の記憶は
1か月後にはほとんど全て忘却されるのに対し、1日後に10分、1週間後に5分、1カ月後に2~3分と
復習を繰り返した記憶は長期にわたって正確な記憶を保持できることが分かっています。
このことから忘れた時にメモを見るのではなく、定期的にメモを見直す必要があります。
メモはそのまま使わない
メモは、あくまでもメモなのでほとんどの人は、予定の確認ぐらいしかそのまま使えませんので
メモを整理してまとめる必要がありますがただ単に記録に変えるという作業ではいけません。
このまとめるという作業が重要になります。メモを利用して思考を整理していきます。
思考を整理する
メモするときは、なるべく余白を残すようにしてください。そうすると整理する時に役立ちます。
余白は、メモの補足や振り返って思ったことを書き足していきメモを整理していきます。
そうすると記憶が強化されて除法が整理されていき新しい発想や問題点が見つけやすくなります。
このときのこつは、単語ではなく文章の形にして書き込んでください。言語化を意識することは、
物事を理解するのに必要なことです。
わかっていると思っていたことや正しいと思っていたことが文章にしてみると
うまく繋がってなかったりすることも意外とあります。メモを整理して言語化することでただのメモが
あなたにとって重要な情報源になるのです。
重要性を意識すること
メモをから整理するといってメモを取るときに何も考えず書き出してはいけません。
実際は、慌ただしく書くことに時間を割けませんからね。
後々、メモを整理しやすくするために、何をメモすればいいか、重要な部分は、どこなのか意識しながら
メモを取るようにしてください。
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