仕事で疲れたとき、残業が続いてる時、頼りになるのが栄養ドリンクですね。
栄養ドリンクというと、疲れているときに飲めばその場で効いてくるというイメージがありますが、実はそうとも言い切れないんです。
今回は栄養ドリンクの正しい飲み方と飲むべき時間についてお伝えしていこうと思います。
栄養ドリンクの成分とは?どんな効果があるのか?
栄養ドリンクは仕事の疲れを取ってくれる便利なドリンク。
ではその中に入っている主な成分とは一体どんなものなのでしょうか。
・ビタミン
ビタミンB1、B2など、様々なビタミン類がありますが、基本的には疲労を回復してくれる効果を持っています。
・カフェイン
コーヒーやお茶などに含まれていることで有名な成分。
眠気防止の作用があります。
・アルコール
覚醒作用があり、飲んですぐに元気を取り戻したいという時に効果を発揮します。
ただし効き目が切れると疲れが出てくるという欠点があります。
・タウリン
栄養ドリンクのキャッチフレーズでもおなじみのこの成分。
疲労回復し、肝臓を修復してくれる効果を持っています。
栄養ドリンクに含まれているのは以上のような成分。
聞いたことがあるものも多いのではないでしょうか。
ではこれらの成分を踏まえた上で、どういった時間にこれらの成分を飲めばいいのか考えてみましょう。
朝と夜、栄養ドリンクはいつ飲めば効果的?
では、栄養ドリンクは朝と夜のどちらの時間に飲めば効果が高いのでしょうか?
実は栄養ドリンクによって、飲む時間が異なるんです。
そもそも栄養ドリンクは朝用と夜の2つに分けられているんです。
朝用の栄養ドリンクはあなたが想像する一般的な栄養ドリンク。
朝起きても疲れが取れていないけど、仕事があるからどうしても休むことができない。
今すぐ元気を取り戻して出社したい。
そういう時に飲むのが朝用の栄養ドリンクです。
いわゆる液体のドリンクタイプがほとんどで、カフェインやアルコールを含んでるので覚醒作用で一気に元気が出てきます。
夜用の栄養ドリンクは、実はしっかりと夜用と書かれているんです。
こちらは寝ている間に体に栄養補給して疲れを癒してくれるタイプ。
ビタミンとタウリンを多く含み、カフェインやアルコールが入っていないものなんです。
だから寝ていても目が覚醒して起きてしまったりすることなく、ぐっすりと眠りながら疲れを取ることができます。
ドリンクだけでなく錠剤タイプが多いのも特徴です。
このように栄養ドリンクは物によって効果が異なるわけです。
ですから、自分がこれから寝るのか起きるのかによって飲み分けが必要なんです。
自分が今どういった症状でどんな成分を欲しているのかを考えた上で、薬局やコンビニなどで栄養ドリンクを適切に選ぶことが大事なんですね。
朝と夜、それぞれ効果的な栄養ドリンクの選び方は?
栄養ドリンクの使い分けについてはご理解いただけたと思います。
では朝と夜、それぞれの時間においてどんな栄養ドリンクを選べばいいのか、見ていきましょう。
朝の栄養ドリンク
朝起きてすぐに栄養ドリンクを飲むときは、カフェインがしっかり入ってるものを選びましょう。
カフェインが入ってることで脳がしっかりと覚醒し、目をパッチリと覚ましたまま出勤することができるようになります。
起きても疲れが抜けていない場合は、ビタミン類が多く含まれているものを飲むと疲労回復してから仕事に取り掛かれますのでお勧めです。
夜の栄養ドリンク
夜用と書かれているもののものがお勧めですが、カフェインとアルコールが入っていないものなら夜に飲んでも大丈夫です。
また、夜寝る前に飲むならタウリンが多く含まれてるものを選びましょう。
タウリンは疲労回復するだけでなく、肝臓の機能を回復してくれます。
特に飲んだ日の夜はタウリンを多く含む栄養ドリンクを飲むことでアルコールの分解が促進されますので、早く酒を抜くのにも適しています。
またタウリンは、副交感神経を良く働かせてくれますので、睡眠中にリラックスしてしっかりと熟睡する効果があります。
夜寝る前に飲むおすすめの栄養ドリンクは?
今まで朝や昼間はよく栄養ドリンクを飲んでいたけど、夜寝る前には飲んだことがなかった。
そんなあなたのためにおすすめの栄養ドリンクをご紹介します。
これを飲んで寝ることで、朝にはすっきりと目覚めることができるようになりますよ。
リポビタンフィール
リボビタンシリーズの中でも夜に飲むための栄養ドリンクとして販売されているリポビタンです。
カフェインゼロで睡眠を邪魔することがなく、寝ている間に疲れを癒してくれるドリンクとして有名。
コンビニでも手に入りやすい夜用栄養ドリンクの代表です。
リポビタンノンカフェ
その名の通りノンカフェインが特徴のリポビタン。
リポビタンフィールはどちらかというと女性向けの商品ですが、こちらは男女の区別なく就寝前に飲むための栄養ドリンクとして発売されています。
タウリンを1000mg、そしてビタミンB類もしっかりと配合してありますので、寝ている間に疲れを取ってくれます。
コンビニでは取り扱いがあまりされていない商品ですので、薬局で探すといいでしょう。
アリナミンR
こちらも有名なアリナミンシリーズ。
実はビタミンB1は壊れやすく体に吸収されにくいという性質を持っているのですが、このアリナミンR は、ビタミンB1に比べて体内に吸収されやすく高い疲労回復効果を持っている、ビタミンB1の誘導体「フルスルチアミン」が含まれています。
1本で300円弱という少々高めの商品ですが、それだけの効果が期待できると思われます。
タフマンV
CMでもおなじみのタフマンシリーズにもノンカフェインのものがあります。
ビタミンB類だけでなく、高麗人参やローヤルゼリーまで含まれているのが特徴で、女性でも飲みやすい味に調整されているタフマンです。
疲労回復効果は高いですが、高麗人参が入っていますので、高血圧気味の方はかかりつけの医師などに相談してから服用してください。
栄養ドリンクは朝と夜いつ飲む?効果の出る飲み方まとめ
栄養ドリンクは朝と夜、それぞれで飲むべきドリンクも成分も異なります。
これから起きるのかぐっすり寝るのか、状況に合わせて正しい栄養ドリンクを選んでください。
特に今まで夜に栄養ドリンクを飲んだことがなかった方は、一度夜用の栄養ドリンクを試してみて下さい。
寝ている間の疲労回復は非常に効果が高いので、朝からバリバリと動けて仕事がはかどるようになりますよ。
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