日中、仕事や勉強をしていて急な眠気に襲われることってありませんか?頭が働かなくなりますし、集中力も切れてしまって、生産性が落ちますし、仕事の効率も悪くなっちゃいますよね。今回は、そんな日中襲ってくる眠気の対策をご紹介します。
日中眠くなる原因は?
私たちが日中眠くなってしまうのにはさまざまな原因があります。例えば、睡眠不足。多忙な現代社会を生きている私たちは睡眠が不足しがちになってしまいます。その結果、起きている最中に眠気が襲ってきます。この睡眠不足には、そもそも睡眠時間が足りていない場合もあれば、長時間眠っているのに、熟睡できていないという場合もあります。熟睡できない場合の主な原因は、就寝前にコーヒーなどカフェインの入った飲み物を飲んだり、寝酒を飲むことがあります。
睡眠不足以外にも日中眠くなる原因はあります。昼食を食べ過ぎることによる食後の眠気。水分補給をしないことで起こる脱水症状。部屋の換気を行わないことによる軽い酸欠の症状。糖質不足による血糖値の低下。このように、さまざまな原因があって、私たちの日中の眠気は発生してしまいます。では、どうすれば日中の眠気を防ぐことができるのでしょうか、、、
昼間の眠気を吹き飛ばす7つの方法
では、日中、昼間に襲ってくる眠気への対策、眠気を吹き飛ばす具体的な方法をご紹介します。日中眠気を感じたら、これらを試すことで頭がすっきりし、集中して仕事や勉強にも取り組むことができると思いますので、ぜひ試してみてください。
窓を開けて換気をする
眠くなる原因に「酸欠」があることは先述しました。人が生きていくのに「酸素」は必要不可欠です。特に暖房を使っていたりする場合には、部屋の中の酸素が不足して軽い酸欠の症状になる場合がありますので、こまめに窓を開けて換気をしましょう。
深呼吸をする
酸欠の解消には、窓を開けるだけでなく、深呼吸をすることも効果があります。とくに、あくびが出た場合は、体が酸素を欲しているサインですので、深呼吸をして体に新鮮な空気を流し込みましょう。深呼吸なら、その場で手軽にできますよね。
こまめな水分補給
次は、脱水症状への対策です。酸素と同様に、私たち人間が生きていくためには水が必要です。体が脱水の状態なってしまうと、めまいがしたり、ぼんやりするなどの症状が表れます。眠気と思っていたのが実はこの脱水の症状である可能性もありますので、仕事中や勉強中もこまめに水分補給をおこないましょう。
昼食は軽めにとる
満腹になるまで食事をとってしまうと、体が食物の消化活動にエネルギーを使わなければならなくなるので、脳や筋肉に血液が回らなくなり、体がだるくなったり、頭が働かないという症状が起こってしまいます。
また、大量に糖質が含まれた食事をとった場合、血糖値が急激に上昇することにより、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは上昇した血糖値を必要以上に下げてしまうため、一時的な低血糖状態になり、眠気を誘う原因になってしまいます。
それを防ぐためにも、昼食は食べ過ぎず、軽めにすることを心がけましょう。
チョコレートなどで糖質を補給する
食後の眠気を防ぐために、昼食を軽めにしたり、抜いたりすると、糖質が不足してしまい、それが原因で低血糖の状態を引き起こす可能性もあります。その場合は、チョコレートなどの糖質が含まれたお菓子を少量食べることで、血糖値を上げることができます。低血糖を起こしやすい体質の人もいますので、自分がその体質だと思う場合には、こまめな糖質の補給を心がけましょう。
仮眠をとる
次に、睡眠不足による眠気への対処法です。睡眠不足が原因で眠くなってしまう場合には、潔く眠ってしまう方法があります。10分〜30分程度の短い睡眠、「仮眠」をとります。一般的に昼寝というと、なまけ者の象徴のように考えられていますが、最近では昼寝の効果が見直されていて、睡眠不足の解消に効果的だとされています。15分の昼寝・仮眠が夜の睡眠の2時間と同じ疲労回復効果があるという研究結果もあるようです。
また、仮眠をする前にコーヒーなどを飲んでカフェインを摂取しておくと、気持ちよく目を覚ますことができます。カフェインは摂取してから効果が出るまでに20分〜30分の時間がかかるからです。
太陽の光を浴びる
仮眠をとるとそのまま熟睡してしまいそうな場合は、太陽の光を浴びるだけでも眠気を覚ます効果があります。太陽の光を浴びると、「セロトニン」という脳を覚醒させるホルモンが分泌されるからです。また、太陽の光を浴びてセロトニンを分泌させることで、体内時計をリセットし、夜眠る時に熟睡できるようになる効果も期待できます。
これら7つの方法を試すことで、日中の眠気を解消し、仕事や勉強に集中出来るようになるはずです。特に深呼吸なんかはその場ですぐにできますので、眠気を感じた時に試してみてください。
まとめ
このようなちょっとした工夫で、日中の眠気は解消することができます。眠いまま効率悪く、低い生産性で仕事を続けるよりも、数分だけ時間をとって、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか?
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