最近では腕時計を持たない人も増えてきました。
「携帯で見ればいいから」
と腕時計を付けない主義の人も多いようです。
しかし、腕時計は現在でもビジネスマンにとっては必須のアイテムなのです。
携帯電話やスマホだけに頼っていると、いざという時にマナー違反を起こしてしまう可能性があるのです。
今回は、腕時計についての基本中の基本をお伝えしようと思います。
・ビジネスマナーとしての腕時計
もしかしたらあなたは、打ち合わせの場でテーブルにスマホや携帯電話を置いて時間を確認していませんか？
それ、マナー違反です。
「どうせ時間を確認するだけなんだから、問題ないんじゃないの？」
と思われるかもしれませんが、問題大アリなのです。
商談の場でテーブルに携帯電話を置いていたとしましょう。
取引先と話が進んでいざ契約、という時に携帯電話が鳴ったらどうしますか？
「ちょっとすみません」
などと言って席を外しますか？
そんな失礼なことは出来ないはずです。
商談は相手に貴重な時間を割いてもらって話すものです。
携帯電話はマナーモードにするか電源を切って、鞄の中に入れておくべきなのです。
ですから、時間の確認はやはり腕時計ですべきなのです。
・ビジネスマンにふさわしい腕時計とは
ビジネスマンとして何処に行っても、誰に見せても問題ない腕時計というものを最低１本は持っていなければなりません。
基本的にファッション性より機能性です。
まず視認性。見やすさが最重要です。
プライベートなら変わったデザインの読み取りにくい時計でも問題ありませんが、やはりビジネスの場では見やすさを重視します。
そして正確さ。
社会人であるあなたは、時間の約束を破るような真似をしてはいけません。
常に正確な時を刻んでくれる、電波時計は特にオススメです。
さらに高級感。
宝石がゴテゴテ装飾されたような高級品は論外です。
適度な高級感を持った、カジュアルすぎないものを身につけるようにして下さい。
・新社会人にふさわしい腕時計の価格帯
学校を卒業していよいよ新社会人。
ここは思い切って高い腕時計を１本！
と意気込む学生さんも多いですが、あまり高いものをいきなり買うのはオススメしません。
あまりに高級な時計を付けていると、上司や同期、果ては取引先までがあまり良い目をしなくなります。
「新人のくせに何であんな高いものを付けてるんだ」
などど下衆の勘ぐりをされかねませんので、最初は適度な価格帯にしておきましょう。
オススメなのは５万円台のものです。
数千円台など、極端に安いものも避けて下さい。
貧乏臭くて取引先に連れていけない、という上司も少なからず存在します。
５万円台であれば、上司より高くなる可能性は低いですし、適度な高級感でフォーマルの場でも安心です。
５万円でも尻込みするようであれば、２〜３本買って合計５万にしましょう。
これならそこそこの高級感で複数本を使いまわせます。
特に営業の場合は外回りで腕時計を付け続けることが多いので、早く壊れる可能性を考慮して何本か持っておくといいです。
・ビジネスマンに最適な腕時計のデザイン
フォーマルな場で使える腕時計なら、ビジネスの場でも全く問題ありません。
そこで、冠婚葬祭やパーティに使えるような時計を１本は持っておきましょう。
最もいいのは
【黒革】【白の文字盤】【三針】です。
このデザインであれば、フォーマルでも安心して付けることが出来ます。
特に結婚式や葬儀などでは、場にふさわしくない時計を付けているだけで、常識のない人と疑われかねません。
このデザインが基本のドレスコードと考えて下さい。
特に男性の場合、フォーマルな場では皆が同じような服装になります。
そうすると目立つのは靴や時計になってしまいますので、必ず準備しておきましょう。
・新社会人向けブランド５選
新人の社会人の方は、国産メーカーをおすすめします。
海外ブランドですと、時計をあまり知らない上司などから「高級品じゃないのか」などと思われがちですので、国産が無難です。
（１）セイコー
【グランドセイコー】【ブライツ】【アストロン】【ワイアード】 等
国産腕時計の中でも最も知名度がある、日本を代表するメーカーです。
定番として付ける人も多く、コスパの高い腕時計として評判です。
（２）シチズン
【エクシード】【インディペンデント】【プロマスター】【クロスシー】等
セイコー同様、日本の代表的な腕時計として紹介される腕時計メーカーです。
電池交換も時刻合わせも不要という、エコ･ドライブが有名です。
（３）オリエント
【ロイヤルオリエント】【オリエントスター】【M-FORCE】
セイコー・シチズンに引き続き、日本３大腕時計メーカーとして知られています。
シンプルなビジネス用腕時計から、個性的な腕時計まで様々な時計を揃えています。
（４）カシオ
【G-SHOCK】【プロトレック】【オシアナス】【エディフィス】
カジュアルの定番「G-SHOCK」など、腕時計の分野でも評価が高いメーカーです。
ビジネスというよりは、ややカジュアル向けなデザインの時計が多い印象です。
（５）ケンテックス
「高品質な時計を、適正な価格で」というコンセプトで作り続けている腕時計ブランドです。
元々は大手メーカーや有名ブランドなどに供給するメーカーでしたので品質は確かです。
・まとめ
時代が変わっても、やはり腕時計はビジネスの必需品です。
いつかは超高級な腕時計がふさわしい人間になるよう、仕事に邁進して下さい。
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