睡眠は量より質。睡眠の質が高い人は年収が高い傾向
睡眠を定義することは、人生を定義することです。
私たちは睡眠をすることで、体を再生し、若さを保っています。
質の高い睡眠をする人は、毎日の仕事がそれだけ質の高いものになり、逆にあまり寝ていなかったり、睡眠を重要視していない人は、気づかぬうちに仕事の効率も落ち、負の連鎖へと陥っているのです。
睡眠が重要視されていない世の中
日本では、昔から睡眠は尊重されてきていません。
睡眠時間を削ってでも仕事をする、無理をすることが美徳とされているため、成功するにはより多くの時間を費やすことが必要だと思われてきました。
たゆまぬ努力が成功に近づく方法なのは間違いありませんが、賢く戦略を立て、効率的に努力することも、同じくらい大事ということです。
睡眠の質が変わるだけでこれだけメリットがある
睡眠の質が高まると、記憶の定着が良くなり、作業の効率が上がります。細かなことや、感覚的なところも睡眠によって定着するので、特にスポーツ選手などは睡眠の質が高いほど上達が早く、プレーの質も高い傾向があります。
質の高い睡眠によって、ホルモンバランスが保たれ、免疫力を高めてくれます。
ホルモンバランスが乱れると、風邪を引いたり、体調を崩しやすくなります。風は寝て治すのが一番というのは、とても理にかなっているのです。
睡眠は脳の老廃物を除去するという大きな仕事も行ってくれます。
質が高いほどこの処理がより行われ、その分若さを保つことができます。
睡眠の質を維持することは若さを維持することともいえるでしょう。
今日から始められる睡眠改善方法
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太陽光を浴びる
太陽光を浴びることで、日中に分泌されるべきホルモンや、体内時計を調整する神経伝達物質の生成を促します。
特に朝6時半~8時の日光が効果的です。毎朝の小さな変化が、後々大きく影響していきます。
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寝る二時間前の入浴
睡眠と体温はとても深く関係しています。体温が高いと、人はなかなか寝付くことができません。寝る90~120分前の入浴をすることで、深部体温が寝るころにちょうど下がっていき、睡眠に入りやすくなります。入浴後すぐに寝たい場合は、ぬるめの温度にするか、シャワーを浴びることをオススメします。
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寝るときは部屋を真っ暗に
光は皮膚からも吸収されるので、アイマスクをしていても100パーセント光が遮断されることはない。少しでも光があると、体はそれを感知して、脳や臓器へ伝達をするので、寝るときは、部屋が暗いほど睡眠の質は上がるといえる。
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カフェインは午後二時までにとる
寝る6時間前であっても、コーヒーやお茶でカフェインを摂取すると、睡眠に影響することがわかっています。
カフェインの摂取は午後14時までにすることで、仕事もはかどり、かつ睡眠に与える影響も少なくなっていきます。
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寝る直前はスマホなどの電子機器を触らない。
スマホやパソコンなどの電子機器から発せられるブルーライトは、目を覚ませてしまうほか、スマートフォンを触ることでドーパミンが分泌され、人間本来の探求という欲求が活性化し、寝付くことが難しくなります。
寝る前は電子機器の使用を控え、自然な眠りにつけるようにしましょう。
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瞑想
眼を閉じて呼吸に意識を集中させる行為を脳と体で繰り返すことで、それに伴う神経細胞のつながりが強化され、瞬時にリラックスした状態になることができます。
これは睡眠だけでなく、様々な場面で使えるでしょう。
集中力が高まり、ストレスも軽減されるので、睡眠だけでなく生活のあらゆるところでプラスになります。
長時間でなく短時間の瞑想でも効果はあるので、短い時間から挑戦しましょう。
質のいい睡眠で最大のパフォーマンスを
質のいい睡眠をとることで、普段の生活の生産性や効率は大幅にアップします。
睡眠から来る生活の乱れは、普段自分で自覚することは難しいです。
気づかぬうちに悪循環にはまってしまう前に、より質のいい睡眠を心がけましょう。
日々の中に睡眠の質を高めるタイミングがあります。
この記事を読んでる今この瞬間にも、人生の質を上げるチャンスが転がっています。
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