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ブログやサイトの直帰率を下げる文章の書き方

ブログやサイトを運営していると気になるのがアクセス解析。
チェックして見ると、直帰率がものすごく高いことにショックを受けた人も多いでしょう。

直帰率が高いということは、ページを開いても読まずにすぐに閉じられているということ。
タイトルやテーマにひかれて自分のサイトやブログを見に来てくれたはずなのに、中身の文章を読まずに帰ってしまっているのです。

なぜ自分の文章は読まれないんだろう。
逆に、読まれる文章はいったいどんなものなんだろう。

そこで今回は、色々と試して直帰率を下げることに成功した方法をご紹介します。
即効性があって効果の高いものばかりですので、ぜひ試してみてください。
 
 

1 ひらがなで書く

 
直帰率を下げる方法の中で、一番効果があったのは単語をひらがなに変換して書く、ということです。
 
 
ブログを開設した当初、私を最も悩ませたのは、直帰率の数値が極めて高い事でした。
 
 
上の文を見て下さい。
漢字が多いですね。
文章もガチガチですし、読んでいて疲れそうです。

これを出来るだけひらがなで書くとこうなります。
 
 
ブログをはじめた時、私がいちばん悩んだのは、ページを開いても読まずに帰ってしまう人の割合がとても高いということでした。
 
 
読みやすくなったと思います。
忙しい時でも脳にさらっと入ってくるように、楽に読めるという配慮をすることが重要なのです。

・漢字の熟語をひらがなに
  備蓄 → たくわえる

・横文字をひらがなに
  ディティール → 細かいところ

・漢字にしなくてもいい言葉はひらがなに
  書き直す → 書きなおす

この工夫をすることで、読むめんどくささを小さくすることが出来ます。
ただし、あまりやりすぎると幼稚な文章になってしまうので注意して下さい。
 
 

2 いらない言葉をすべて消す

 
削れる言葉は徹底的に削れ、ということです。

・余分な【そして】【あの】【この】というような指示語を消す

・【というようなこと】のようなダラダラ表現を消す

・【基本的に】【簡潔に言うと】のような飾り言葉を消す

この文章は、もっとシンプルになるだろうか?
そう考えながらチェックすると、削れる言葉が見えてきます。

さらに一晩おいてから見直すとまだまだ削るところが見つかりますよ。
ただし、削りすぎて文章の流れがわからなくなってしまっては本末転倒ですので、やりすぎに注意しましょう。
 
 

3 1つの文を短くする

 
長い文章を読んでいると、はじめに書かれていたことを忘れてしまいます。

ブログを開設した当初、私を最も悩ませたのは、直帰率という、ページを開いても読まずに帰ってしまう人の率の数値が極めて高いことで、アクセス解析を見るたびに、その直帰率の数値が50%を超えていると知り、ショックを受けたのを覚えています。

読む気にならない文章ですね。
次々と言葉が飛び込んできて、結局何を言っていたのか全体を理解することができなくなっています。

1つの文で伝えることは、1つ。
1つの文は出来るかぎり、短く。

1文の情報量を減らせば、読むのもかんたんになり、情報が伝わりやすくなります。
 
 

4 チェックするときは流し読みで

 
せっかく書いた自分の文章ですから、みんなにじっくりと読んでもらいたい。
そう思うのは当然ですが、しかし現実はそうではありません。

ほとんどの人は、さらりと流し読みしているだけなのですy。
自分が他のだれかの文章を読むときのことを考えれば、想像がつく話だと思います。

「意味がわからない」「むずしそう」「長い」
パッと見て、何を言っているのかわからないなら、すぐ閉じる。

その文章は、あなたが丹精をこめて書いた大切なものかもしれません。
しかし、最終チェックはてきとうに立ち読みしている人の気持ちで。
素早く読んでも意味がわかるように、かんたんな文章に書きかえていくのです。

・見出しをつける

・太字にする

・改行を増やして見やすくする

精読は期待せず、流し読みのしやすさを重視した文章に書き換えて下さい。
 
 

5 具体例は、具体的に書かない

 
西野カナという歌手がいます。

「会いたくて、会いたくて」という歌の歌詞は、それ単独では意味が通じなません。
なのに、聴いている人の頭のなかでは、それぞれ特定の人がばっちりイメージされている。

これがもし、「遠距離恋愛で3年間、学生の彼に会えなくて」だったらどうでしょうか?

まず男性の読者が直帰してしまいますね。
遠距離恋愛してない人も直帰してしまいます。
サラリーマンと付き合っている人も直帰してしまう。
3ヶ月会えなかった人も直帰してしまうのです。

具体例を具体的に書きすぎることは、【自分と関係ないや】と思う人、つまり直帰する人を増やしてしまう恐れがあります。
具体例は、そこそこ省いて、そこそこ抽象的なのが最善なのです。
 
 

まとめ

 
ここに挙げた手法を取り入れることで、あなたの文章は抜群に読みやすくなります。
シンプルに読みやすく書き換えて、直帰率をどんどん下げましょう。

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