道路交通法が改正されて、自転車での傘さし運転の取り締まりが強化されました。
これまではそれほど厳しく無かったため、「近くだから傘でいいや」と片手運転をしていた人も、これからは簡単に取り締まりを受けてしまうわけです。
「傘をさして捕まるのはまずい……」
「でも車もバイクも持ってないし……」
「歩いて行くには微妙な距離があるから、やっぱり自転車で通いたい……」
と、自転車通勤を希望する人も多いでしょう。
でも傘を使ったら警察がやって来る。
どうすればいいのか?
答えは簡単です。
【レインコート】を使えばいいのです。
レインコートと聞くと、
「え、カッパ?」
「あれはちょっとダサいから……」
と敬遠してしまう人もいるでしょう。
しかし、現在のレインコートは、子供の頃に来ていたあのカッパとは全く違うのです。
今回は自転車通勤のあなたに最適なレインコートをご紹介します。
1 自分にあったレインコート
自転車に乗る時のレインコートを選ぶ際、気をつけて欲しいのが【自分の求めるポイント】です。
レインコートと言っても様々な種類があって、それぞれが一長一短の特徴を持っています。
自分が自転車に乗る頻度や、距離・時間によっても重要視する部分は変わってきますので、自分がどんなレインコートを求めているのかを把握してから選んで下さい。
2 レインコートを選ぶ基準
あなたが求めるレインコートとはどのようなものでしょうか?
レインコートを買う人が重要視する基準は以下のようにさまざまです。
・絶対に濡れないもの
・長時間着ていても蒸れないもの
・短時間しか乗らないから手軽なもの
・脱ぎ着しやすいもの
・おしゃれなもの
・かさばらないもの
・値段が安いもの
・値段が高くても機能性がよく快適なもの
自分が自転車に乗るときの状況を考えて、レインコートに最も求めるものは何なのかをピックアップしてみましょう。
3 気軽に乗るならポンチョタイプ
自転車の魅力の1つとして「気軽に乗れる」というものがあります。
サッと乗って走りだし、会社に着いたらサッと降りてすぐに出勤。
というように、雨の日でも面倒な準備をせず、傘をさしていた時のようにパッと脱ぎ着できるレインコートを求めるならコレです。
メリット
・脱ぎ着しやすい
・値段が安い
・リュックタイプのカバンを背負ったまま着られる
・通気性抜群
・コンパクトに畳める
デメリット
・足元が開いているので下半身は濡れやすい
・長時間の使用には向いていない
・風の強い日には向いていない
4 機能性を求めるなら上下タイプ
上下に分かれているレインコートは、防水性・機能性を求める人に最適です。
値段は多少高くなりますが、長時間の通勤にも耐えられるものです。
メリット
・防水性が高い
・動きやすい
・通気性もある
デメリット
・暑い
・蒸れる
・機能性があるものは値段が高い
・かさばる
・脱ぎ着に時間がかかる
長い時間自転車に乗る人ならこちらを選ぶべきです。
長時間乗っていると蒸れが気になってきますので、高価でも通気性のいいものを探すのをおすすめします。
5 靴や荷物用のレインコート
特にポンチョタイプだと、足元はビショビショになってしまいます。
靴にもカバーを被せて防水しましょう。
靴をはいたままカバーに足を突っ込めるタイプが、脱ぎ着しやすくてオススメです。
上下タイプは、リュックを背負うことも出来ません。
リュック以外のカバンも、かごに入れただけではずぶ濡れになってしまいます。
しっかりカバーをして大切な書類やPCを守って下さい。
まとめ
今後、取り締まりがなくなることはないでしょうから、レインコートの需要は上がっていくばかりです。
可能であれば、ポンチョタイプと上下タイプ、両方を買って使い分けるのがいいでしょう。
ちなみに筆者は会社まで約2キロの自転車通勤ですが、ポンチョタイプで十分に防水できています。
リュックタイプのカバンを背負ったまますぐに着られますし、会社についてからすぐに脱げますので、とても楽な通勤になります。
ただし、台風の日は全く使い物になりませんし、横風が強い日はズボンがかなり濡れますので、そういう日も自転車に乗りたい人は上下タイプを購入するほうがいいでしょう。
あなたの通勤時間が快適になることをお祈りしております。
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