国税庁の調査によると、年収が2500万円を超える人は、男性は0.4%、女性は0.1%に満たないそうです。
お金のことを気にせずに生活するには年収が2500万円以上必要と言われますが、この条件を満たす人はごくわずかしかいません。
お金持ちになるためにはどうすればいいか?
手元にある貯蓄や資産の額を増やして維持する?
できる限り収入を増やし、できる限り支出を抑え、余ったお金を溜め込む?
全然違います。
お金持ちと言われる人たちは、常識破りのことを行っています。
あなたはこの3つの常識破りを知ることから始めましょう。
1 収入を増やそうとしない
お金持ちと言われる人は収入を増やそうとしていません。
無理に収入を増やそうと頑張ったりしません。
ものごとのポイントを抑え、そのポイントに集中することでスキルが上達します。
また、知恵や知識が増えたり、人との繋がりが出来たりします。
その結果、スキルや知識、繋がりなどが収入を増やしてくれるのです。
お金持ちの人は自分語りをほとんどしません。
自分の自慢話よりも、相手の話を聞こうとします。
自分自身に役立つことはないか。
自分にも実践できることはないか。
そういう視点で聞き入っているのです。
自分の話をしていても、ただの自己満足です。
それが自分の不幸話だとしても、相手の同情を買うだけで生産性は何もありません。
結局のところ、自身の話は過去を振り返るだけであって、そこから得られるものはないわけです。
逆に相手の話を聞くことは、自分の知らなかったことや、未体験のことを聞ける可能性があるわけですから、
大きなメリットを得られるのです。
また、お金持ちは良く勉強をします。
本をよく読みますし、講演やセミナーに参加して常にスキルアップを図ろうとします。
自分で経験して学ぶのも大事ですが、いくらか投資をすることで得られるまでの時間を削減できる、
いうことが良く分かっているからこそ勉強するのです。
さらにお金持ちは【周りの人との繋がり】を大切にします。
いい情報をもらえそうだから繋がりを大切にしているのではありません。
周りの人との繋がりを大切にするからこそ、自然といい情報が入ってくるのです。
直接収入を増やそうとすることよりも、これらのことを大切にすることで、後から収入が付いてくるというわけです。
2 支出を抑えようとしない
お金持ちはよく勉強し、知識を得ようとします。
その為には本を読んだり、教材を購入したり、講演やセミナーに参加したりと、お金がかかります。
なかなか経験できないこと、体験できないことも自身の体で経験・体験しようとします。
これらのことにお金を使うことで体験を買うわけですが、これが自分の価値となることを
よく分かっているからこそ、しっかりとお金を払います。
つまり、お金を支払うことが自身の持つ価値を大きくし、その価値がさらに大きなお金を生む、
という【お金の流れ】を意識しているのです。
お金持ちの人は決して無駄遣いはしませんが、有意義なことに対しては積極的にお金を使うのです。
3 お金を貯めようとしない
お金持ちは決して無駄遣いは致しません。
支払うお金の価値以上のものを手にいれられるのならば、躊躇なくお金を支払います。
決して必要以上にお金を貯めようとはしません。
人に親切であることも、お金を支払う以上の価値を得ます。
お金では買えない、人からの信頼を得ることが出来るからです。
また、苦手なことや、新しいことにチャレンジすることを大切にしています。
チャレンジすることで得られる経験や体験は、何よりも価値があるものだと理解しているからです。
そういう意味ではポジティブな思考を持っていることが、お金持ちの特徴と言えます。
ただ、なんでもかんでもポジティブなわけではなく、何かを決定する時にはネガティブな思考を持っていることも、お金持ちの特徴です。
何かを決定する時にはネガティブな要素を全て洗い出し、
慎重に慎重を重ねて思考しますが、いざ決定したら
ポジティブにものごとを捉え、大胆に行動する思考を持っているのです。
このようにお金持ちの人は、決してお金を貯めこもうとするものではなく、
お金を使う時にはしっかり使うという性質の持ち主なのです。
まとめ
「お金持ちはケチだ」というイメージを持っている人が多いですが、
実際のところはそうではありません。
無駄なことには1円たりとも払いませんが、価値あるものに対しては
普通の人以上に積極的にお金を使う人たちなのです。
こういった思考を常に持って、自然と価値やお金が巡ってくる人を目指しましょう。
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