誰でも１日は２４時間しかありませんが、
世の中には、その時間を無駄に使ってしまっている人とそうでない人がいます。
生活をしていると、短い時間だったら５分や１５分、
あるいはタスクとタスクの間にできる３０分間などの隙間時間ができてきますが、
ビジネスで成果を出すために必要な仕事量をこなすためには、
隙間時間を、ただボーっと休憩している時間にするのではなく、
この隙間時間を有効に利用し、価値ある時間に変えていく必要があります。
この隙間時間を上手に活用していかなければ、
常にビジネスで時間に追われっぱなしの状態になり、
いつまでたっても時間に追われる生活から抜け出すことはできません。
時間に追われて予定が思ったより進まず、
仕事とストレスを溜め込む生活から脱却するためにも、
時間を浪費しないための時間の使い方をしていくようにしてください。
時間を浪費しているという意識を持つ
まず、どの時間が自分にとって浪費している時間なのかということを
しっかりと把握することが必要です。
例えば電車に乗って、毎日同じ風景をボーっと眺めているのなら
それは時間の浪費としてわかりやすいですが、
他にも待ち合わせの時間までの待ち時間の５分といった時間も
何もせずに待っているだけだったら浪費になりますよね。
電子レンジでご飯を温める、コンロでお湯を沸かす、
こういった時間も何もしていなければ浪費してしまっている時間ですし、
食事をするために入ったお店で料理を待っている時間もあります。
普段の１日の生活の中で、無駄に浪費している時間というのは
意識すればかなり多く出てくるハズです。
１回３分の時間を１時間に１回浪費して、丸一日（１６時間）過ごせば
４８分も何もせずに時間を浪費したことになってしまいます。
これだけの時間が余分に使えれば、かなり変わってきますよね。
自分の１日の生活の中で、どれだけ何もしていない時間があるのかを、
まずはしっかり把握しておきましょう。
隙間時間にできることを用意しておく
例えば、食事を取ろうとして、冷凍食品を温めるのに５分間かかるとすれば、
その時にできることをあらかじめ用意しておくのです。
記事を書くなど、集中して取り組まなければならないことに
隙間時間の５分や１０分で取り組もうとしても、
記事を書き出した途中で終わってしまい、
後から記事の続きを書こうとしても、
書きたった内容がなかなか浮かんでこなくなったりと
それはそれで時間の無駄使いになってしまいます。
だから細切れの時間でも完了させることができるタスクを、
まとまった時間に取り組まずに隙間時間用にとっておく。
メールのチェックや、ニュースサイトでの情報のインプットなどは、
まとまった時間をわざわざ割いて行うようなものではありません。
机の上を整理整頓したり、パソコンのデスクトップの整理やフォルダの整理も
５分１０分の隙間時間で十分処理していけるものです。
そこまで頭を使わない、単純な入力作業もまとまった時間に行わなくても、
生活の中で何回も出てくる隙間時間を使って行うことができますよね。
そうすれば、まとまった時間には集中して取り組まなければいけないタスクだけに
時間を使うことができるので、そこでの効率も上がります。
これは今やるべきことなのか、それとも隙間時間にできることなのかを
しっかりと見極めて行動していくようにしましょう。
そもそも隙間時間をなるべく作らない
隙間時間にできることを用意しておくことは、
隙間時間を有効活用することに効果的ですが、
そもそもこの隙間時間というものをなるべく作らないようにしましょう。
電車であれば、時刻表を確認しておけば、電車を待つ時間を減らせますし、
お茶を沸かすのをやめ、前日の夜から寝ている間の時間を利用して水出しすれば、
お茶を沸かす時間が節約できます。
テレビだってその時間に見なければいけないわけではないので、
録画しておいてCMは飛ばして見ればかなりの時間を節約できますよね。
ワイシャツだって、普段から着るものは形状記憶のものにしておけば
１枚１枚アイロンをかける時間や
クリーニングに出して取りに行く時間も節約することができます。
また、整理整頓を徹底しておくことも、時間短縮に役立ちます。
あれはどこにしまったのかな？
など、仕事の手を止めていちいち探していては集中力も切れますし、
探すことに疲れてしまい仕事の効率が悪くなります。
これは仕事だけに限らず家の中や自分の部屋でも言えることですが、
無駄に探し物をしなければいけない時間を作らないように、
常日頃から整理整頓は徹底して行っておきましょう。
時間は大切なものですので、
普段の生活の中でも時間を無駄にしない工夫を心がけてください。
まとめ
時間を正しく有効に使うことができるようになれば時間を作り出すことができ、
その時間を使って、今までできていなかったことができるようになるので、
仕事とストレスを溜め込む必要がなくなってきます。
１日の間でたくさん発生してくる隙間時間を、ぜひ有効に使っていきましょう！
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