わかりやすい・読みやすい文章とは?
わかりやすい文章や読みやすい文章を書く能力って、さまざまな場面で求められますよね。普段のメールでのやり取りでもそうですし、企画書などを書く場合でも、文章はわかりやすく、読みやすい方がいいですよね。法律の原文や学会の論文を除けば、求められる文章は分かりやすく、読みやすい文章ということになりますよね。
特に、メルマガやブログを運営していたり、コピーライティングの仕事をする場合には、特にこの力が重要になってきますよね。わかりやすい文章でメッセージを伝えることがそのままお金につがなります。今回は、メルマガ・ブログ・コピーをはじめ、文章を書くときに、読み手がわかりやすく、読みやすくなる文章を書くコツをご紹介します。
センスも才能も要らない
文章を書く能力というと、才能が求められるようにも感じます。しかし、今回紹介するコツを使えば、センスや才能がなくても、わかりやすい、読みやすい文章を書くことができるようになります。もし、学生時代に国語が苦手で成績が悪かった場合や、普段本を読まないから、ちゃんと文章が書けるか心配という場合でも大丈夫です。必要な力は日本語の読み書きだけです。
今日から使える5つのコツ
では、わかりやすい・読みやすい文章を書く方法を、5つのコツとして、ご紹介します。どのコツも、今日・明日のライティング作業からさっそく使えるようなコツばかりです。気になったものからどんどん試して使っていってみましょう!
1:相手主導の「You Message」で文章を書く
最初のコツは、相手主導でのメッセージを書くことです。メッセージには、「You Message」と「Me Message」の2種類があります。相手主導でのメッセージを書くというのは、このうちの「You Message」で文章を書くということです。といっても「You Message」も「Me Message」も普段聞き慣れない言葉ですので、それぞれ説明しますね。
まず、「You Message」ですが、これは、「あなたは〜じゃないですか?」「あなたは〜だと思いませんか?」「あなたはきっと〜ですよね」というように「あなた」を中心にしたメッセージ・文章になります。対して、「Me Message」は自分中心のメッセージになります。「私は〜だと思う」「私って〜ですよね」といった、「自分」を中心にして書いていくメッセージになります。
人は、自分自身のことにしか関心がありませんので、「あなた」を中心にしたメッセージにしないと、文章に関心を持ってもらうことができません。「相手主導のYou Messageで書く」これは大切なことですので、徹底していきましょう。
2:段落や文章を短く区切る
2番目のコツです。それは、段落や文章を短く区切るということです。
私たちは長い文章を読むのがとにかく苦手なので句読点がなかったり改行がなかったりする文章は読むのが嫌になってしまい読み飛ばされてしまうのでなるべく句読点を多くして改行もこまめにやることで読みやすい区切りのある文章にしていく必要があります。
上の文章、読みやすいですか?読みづらいですよね。1回も句読点(、や。)を使わず、改行もせずに文章を書くとこのような読みにくい文章になってしまいます。それを防ぐためにも、1つの意味で1つの文を意識し、積極的に句読点や改行を使い、読みやすい文章を組み立てていく必要があります。
3:簡単な言葉を使い、専門用語を避ける
3番目です。簡単な、分かりやすい言葉を使い、専門用語を使うのを避けましょう。
「この商品を使うことで、あなたは●●することが可能になります」
「この商品を使うことで、あなたは●●することができます」
後者の文の方がすっと頭に入ってきますよね。難しい言葉を使っていると、なんとなく使っている自分をかっこよく思えますよね。しかし、読む側からすれば、ただ単に読みづらいだけです。専門用語も、相手が専門家なら喜んでくれますが、そうでない場合は、とにかく読みづらいだけです。なるべく簡単な言葉を使い、専門用語を避けることで、わかりやすい・読みやすい文章をかくことができます。
4:会話のような言葉遣いでフレンドリーに
4番目のコツです。文章を書くときは、会話をしている感覚で書いていきましょう。自分がテンポ良く、まるで言葉を話すように書いた文章というのが、結局、相手の立場からしても読みやすい文章になっています。この時に意識するのが、小学5年生くらいでも読んで意味がわかるくらいにかみ砕いて書くことです。そうすることで、読みやすい文章を書き上げることができます
5:ブレット(箇条書き)を混ぜる
最後のコツです。これは、主にコピーライティングで使われるコツですが、他の文章を書く場合にも効果的なコツです。文章が続いたら、たまに箇条書きを混ぜてみることです。ダラダラと文章が続いてしまうと、どうしても人は飽きてきて、読むのをやめてしまうことがあります。ですが、箇条書きを混ぜることで、
・視覚的に見た目が変わるので、読み手を引きつけられる
・言葉の量が減るので文章よりテンポ良く読み進めることができる
・短い文章になるので、理解しやすくなる
このようなメリットが得られます。ちなみに、上の3つも箇条書きですよね。ブレット(箇条書き)は読みやすくする上で非常に有効ですので、複数の意味を伝えたい場合など、積極的に取り入れていきましょう。
まとめ
今回の5つのコツなら、とくに才能やセンスがなくても、問題なく使っていけそうですよね。さっそく今日のライティング作業からこれらのコツを使って、わかりやすい文章を書いていきましょう。
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