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仕事ができる人は昼寝してる?エグゼクティブの昼寝術

昼寝はなまけものの象徴?

日本では昼寝をするのはなまけものの象徴とされてきました。国民的なアニメ、ドラえもんでも、主人公ののび太くんが昼寝をして怒られているシーンが印象的ですよね。「みんなが会社で働いたり、学校で勉強している時間に昼寝をするなんて、何事だ!」そんな風な考え方をしている人が多いですよね。

では、「昼寝をするのはなまけもの」という認識は世界共通なのでしょうか?実は、世界規模で見てみると、少し事情が変わってくるようです。たとえば、ヨーロッパでは、お昼の過ごし方が日本とはだいぶ違うようです。

ヨーロッパで導入される「シエスタ」

ヨーロッパの一部の地域では、「シエスタ」と呼ばれる制度が導入されています。「シエスタ」とは、昼の休憩を表す言葉で、だいたい、2時間から3時間といった、長時間の昼休憩をとることになっています。その長い昼休憩の中で、昼寝をする人もいるようです。短い昼休憩に、ファーストフードや牛丼、ラーメンをかき込んで、食後の眠気を引きずったまま午後の仕事に突入する私たち日本人とはだいぶ習慣が異なるようです。

そんな中、日本の企業の中にも、「シエスタ」を導入した企業が少数ではあります。その結果、どうなったでしょうか?昼寝をするなまけものが増えたことで、業績が落ちてしまったでしょうか?そんなことはありません。むしろ、午後からの作業効率が上がり、会社全体の生産性向上につながった結果、業績は上がっています。

では、いったいどうして長時間のお昼休みを導入し、昼寝をよしとするような企業の業績が上がったのでしょう?ここで、昼寝によって得ることのできる効果を紹介していきます。

昼寝によって得られる3つの効果

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では、昼寝によって得られる3つの効果です。特に、忙しいビジネスマンには積極的に取り入れてほしい効果ばかりです。

疲労回復

一番分かりやすい効果で、疲労回復があります。昼寝は夜の睡眠の数倍、疲労回復効果があると言われてますし、一説によれば、20分間の昼寝が夜の8時間分の睡眠に匹敵するとも言われています。

記憶力・集中力アップ

昼寝をすることで、その間、脳の中の記憶が整理されるようです。実際に、アメリカの研究で、昼寝をするグループと昼寝をしないグループに分かれて学力テストを行った結果、昼寝をしないグループの方が高い点数になったという結果があります。

ストレスの軽減

現代はストレス社会と言われるくらい、みんなストレスを抱えて生きています。昼寝をしてリフレッシュすることで、少しでもストレスを軽減することができます。

昼寝をする場合の注意点

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このように、さまざまなメリットのある昼寝ですが、注意点もあります。この注意点を守らないと、生産性を上げるどころか、逆効果になってしまいますので、必ず以下の注意点を守った上で、昼寝を行いましょう。

眠るのは30分以内

昼寝をする時間は必ず30分以内にしましょう。それ以上眠ってしまうと、暗くなっても眠くならず、夜の睡眠に影響が出てしまいます。また、脳や体が深い眠りに入ってしまうと、覚醒するまでに時間がかかってしまい、午後の仕事や活動に影響が出てしまいます。一番効果的と言われている昼寝の時間は20分間ですので、それを目安に昼寝をするといいでしょう。

昼寝をする時間帯

昼寝をする時間帯にも要注意です。夕方や暗くなってからなど、遅い時間に昼寝をしてしまうと、これも夜の睡眠に影響が出てしまいます。その人の生活リズムによりますが、一般的に一番効果が高いといわれる時間耐が13時から14時の時間帯です。これ以外の時間だとしても、どんなに遅くても、昼寝は15時までには終わらせるようにしましょう。

アラームかタイマーを必ず用意する

最初に書いたように、長時間の昼寝をしてしまうと、夜の睡眠に影響が出たり、深い睡眠に入ってしまい、逆効果になります。それを防ぐためにも、必ずタイマーかアラームを用意し、決まった時間に目が覚めるようにしましょう。もし、タイマーもアラームも使わずに眠ってしまい、午後の始業時刻に間に合わなかったり、アポイントメントに遅刻してしまったら最悪です。取り返しのつかないことにだけならないように、しっかりとタイマーかアラームで目を覚ましましょう。

まとめ

いかがでしたか?日本ではあまり馴染みのない昼寝の文化ですが、しっかりと注意点を守ってさえいれば、数多くのメリットを得ることができます。本来なら、夜、暗くなってから朝日が昇るまで、ぐっすり眠るという人間本来の生き方がベストなのでしょうが、忙しい現代を生きる私たちにとって、その生活を送るのはとても難しいことです。

私自身、昼間、どうしても眠くて仕事に集中できない日は、20分か30分だけ、昼寝をしてリフレッシュするようにしています。もし、夜あまり長い時間眠れず、日中眠気に襲われてしまったら、ムリして我慢せず、少しだけでも眠ってみてください。驚くほど頭がスッキリし、疲れがとれますよ。

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