忘年会や新年会、懇親会に新人歓迎会。
果ては追い出し会まで、仕事では飲む機会がたくさんありますよね。
「飲み会は楽しいけど、明日も仕事。早くアルコールを抜かないと仕事に響く……」
二日酔い状態では頭も痛くなりますし、仕事なんて進みません。
何とか体から酒を抜いて体調を取り戻したい。
そんなつらいあなたのために、今回はお酒を出来るだけ早く抜くための方法をお伝えしたいと思います。
※ この記事はあくまでも早くお酒やアルコールを抜く方法を記載しているものです。
少しでもお酒が残っていると感じたり、飲んでから長時間経っていない場合は、決して車などを運転しないようにしてください。
早くお酒を抜きたい!けど、そもそも体からアルコールが抜けるのは何時間後?
まず基本的に、自分の体からお酒が抜けるまでの時間を覚えておきましょう。
これを知っておけば、飲み会から何時間後に体が元通りになるのかを知ることが出来ます。
そうすれば
「今◯時だから、朝までに酒が抜けるには、△時までに切り上げればいいんだな」
と自分で調整することが出来るようになります。
人の体がお酒を抜くまでの計算式は以下のとおりとなります。
A. 1時間で分解できるアルコール量(g)=体重(kg)×0.1
B. 飲んだお酒の量(ml)×飲んだお酒の度数(%)÷100×0.8=飲んだアルコール量(g)
B÷A=お酒のアルコール量が抜けるまでの時間
あなたが体重60kg。
度数9%のチューハイを500ml飲んだ場合は
A. 60×0.1=6
B. 500×9÷100×0.8=36
36÷6=6
なんとチューハイのロング缶を1本飲んだだけで、アルコールが抜けるまでに6時間もかかってしまうんです。
この計算式によると、体重が重い人ほどアルコールの分解速度が早くなります。
体格のいい人ほど、酒が抜けるのが早いということですね。
細身の方は飲み過ぎないようにするか、早く切り上げるようにしたほうが良さそうです。
二日酔いしないように早くお酒を抜く方法1. 水をたくさん飲む
アルコールを早く抜くためには「発汗」「嘔吐」「排泄」しかありません。
とは言え、酔っている時にお風呂につかったり走り回ったりして汗をかくのはオススメしません。
心臓に負担がかかるので大変危険だからです。
また、嘔吐も多少の効果はありますが、アルコールが体内に吸収されれば終わりですのでこれもオススメしません。
一番手っ取り早くお酒を抜く方法は「とにかく水を飲んでトイレで出す」ことです。
酒を抜くためには、血液内に残っているアルコールを早く循環させて膀胱から出すしかありません。
利尿作用のあるお茶類やコーヒーでも効果がありますが、カフェインを摂り過ぎるのも危険ですのでやはり水がもっともオススメです。
また、コーヒーは必ずブラックで飲んでください。
砂糖などを入れると、アルコールが抜けにくくなってしまいます。
二日酔いしないように早くお酒を抜く方法2. 柑橘類を食べる
特にグレープフルーツを食べるのがおすすめです。
グレープフルーツには「フルクトース」という成分が含まれており、これがアルコールを水と二酸化炭素に分解してくれます。
果実そのものが手に入らなくても、グレープフルーツジュースでも代用可能です。
ただし、100%のものを飲んでください。
グレープフルーツ味のジュースでは効果が低くなります。
二日酔いしないように早くお酒を抜く方法3. しじみを食べる
これはかなり有名な方法ですよね。
しじみを使った二日酔い用サプリなども販売されています。
しじみに含まれる「アラニン」「グルタミン」がアルコールを分解する酵素の働きを促進してくれます。
また「メチオニン」が肝臓の働きを助けますので、お酒を抜くのに効果的です。
自販機などでもしじみの味噌汁が売っていたりするので、飲み会の後に飲むといいですね。
二日酔いしないように早くお酒を抜く方法4. はちみつを舐める
はちみつの中にはアルコールの分解を助ける果糖が入っています。
はちみつ内の果糖は、食品の中でもトップクラスの含有量ですので、はちみつをスプーン1杯舐めただけでも、二日酔いに十分な効果があります。
二日酔いしないように早くお酒を抜く方法5. 寝ない
寝ない、と聞くと
「早く寝たほうがいいんじゃないのか?」
と疑問に思うかもしれません。
ところが、寝てしまうと肝臓の働きも低下してしまい、アルコールの分解能力が半分になってしまうんです。
ですから、どうしても明日は大事な用があるから絶対に酒を抜かなければならない!という時は寝ないで酒を抜いた方が効果的です。
ただし、徹夜と二日酔いのどちらが大事なのか、優先順位を決めてからにしましょう。
二日酔いしないように早くお酒を抜く方法まとめ
コンビニにはウコン系のドリンクなど、肝臓の働きを助けてくれるものも販売されていますので、そういった物を飲むのも効果があるでしょう。
ですが、最も大事なのは「飲み過ぎない」ということ。
翌日にも仕事があるのなら、朝まで残ってしまうほどのお酒を飲むべきではありませんね。
自分で自制してしっかり酒を抜いて、次の日もバリバリと仕事をこなせるように自分をコントロールできる人こそが、できるサラリーマンと言えるのではないでしょうか。
(そうは言っても、付き合いがあるのがサラリーマンのつらいところですけど……)
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