仕事中に眠気が来る。
会議で船を漕いでしまう。
家に帰ってからの勉強がはかどらない。
眠気は突然やってきます。
仕事が忙しかったり、残業続きで寝る暇も無かったり、理由は様々でしょう。
だからといって、仕事中に寝るわけにはいきません。
そこでオススメしたい、誰でも簡単にできて、効果絶大な方法が「深呼吸」なんです。
何かを飲んだり食べたり、動きまわったりしなくても大丈夫。
ほんのちょっと、呼吸の方法を変えるだけで一気に眠気を覚ますことが出来るんです。
明日からこの呼吸法を取り入れて、バリバリ仕事に取り組んでください！
眠気を飛ばし目を覚ますには「深呼吸」すればOK
仕事中にやってくる眠気を飛ばすためには、深呼吸。
たったそれだけでいいんです。
ちょっと眠くなったり、ウトウトしてきたら思い切り息を吸い込んで、勢い良く吐くだけ。
この深呼吸だけで目が覚めて、それまでの眠気は飛んでしまうんです。
しかもいつまでも連続で行う必要はありません。
10分のうち1分だけ、深呼吸をすれば十分なんです。
深呼吸だけで眠気が飛び目を覚ます、その理由とは？
なぜ深呼吸で眠気が飛ぶのでしょうか？
それは脳内の酸素量に関係があります。
脳というのは常に全開で働いているわけではありません。
ちょっとでも暇があれば、すぐに休もうとしてしまうんです。
その休もうとしている脳を活性化させて、エンジンを吹かしてくれるのが、血液の中に含まれる酸素なんです。
つまり、深呼吸によって血液内に大量の酸素を取り込んで、その酸素を脳に届けることで目が覚め、眠気が飛ぶというわけなんです。
実はあくびもコレと同じ理由です。
あくびが出るのは、眠いからではなく、脳の酸素が足りていないからなんです。
学生時代、冬の教室で眠気に襲われてウトウトしてしまった経験、あなたもありますよね？
それも実際には眠いわけではなく、窓を締め切った教室内で多数の学生が呼吸をした結果、室内の酸素量が足りなくなって、全員が眠気を感じてしまっているわけです。
「タバコを吸うと眠気が飛ぶ」
という人もいますが、実はコレも同じ。
タバコの煙が目を覚ましているのではなく、煙を吸ったり吐いたりすることで、酸素をちろこんでいるだけなんですね。
眠い目を覚まし、眠気を防止する、正しい深呼吸の方法
深呼吸と一口に言っても、ただ単に「スーハースーハー」と呼吸すればいいものではありません。
効果的に酸素を取り込んで脳を覚醒させる、正しい深呼吸の方法があるんです。
まず基本として『鼻で吸い、口で出す』ことを意識してください。
ゆっくりと鼻で息を吸い込み、限界まできたら3秒間、息を止めます。
3秒待ったら、口からゆっくりと息を吐き出します。
息を吐き切ったら、そのまま呼吸を止めます。
苦しさの限界に来たら、再び鼻から息を吸い込みます。
これを1分間、繰り返せばOKです。
意識的に深く、深呼吸するようにしてください。
重要なのは肺の中の息を全て吐き出すことです。
肺の中の二酸化炭素を絞り出して、新鮮な酸素をたっぷりと取り込むことで、血液内に酸素が取り込まれます。
深呼吸するときの姿勢も大事なんです。
必ず、背筋を伸ばしながら深呼吸してください。
前かがみで背筋を曲げたままだと、深呼吸しても酸素を取り込む量が減ってしまいますので、脳に届けられる酸素が足りず、眠気を覚ますことができません。
これらの事に気をつけながら深呼吸すれば、あなたの脳にもたっぷりの酸素が届けられ、眠気を飛ばすことが出来ます。
目を覚まして眠気を防止するだけじゃない、深呼吸の驚くべき効果
脳に酸素を届けて活性化し、目を覚まして眠気を防止する。
これが深呼吸によって得られる効果ですが、実は他にも深呼吸によって手にすることが出来る効果があるんです。
1つはストレス改善。
体内に溜め込んだストレスを吐息と一緒に吐き出すことで、簡単なストレス発散をすることができます。
眠気だけでなく、脳が疲れたと感じた時や精神的に参った時など、一時的なストレス発散として大きく深呼吸してみましょう。
もう1つは生活習慣病の予防。
深呼吸によって、高血圧の改善や動脈硬化・血栓の予防につながることも判明しています。
食生活や運動ももちろん大事ですが、生活習慣病の簡易的な予防法として、意識的に深呼吸をするといいでしょう。
仕事中の眠気を防止し、目を覚ます深呼吸の方法まとめ
仕事が多すぎて残業が続く。
体調不良だけど仕事を休む訳にはいかない。
いろいろな理由で疲れを溜めながら仕事をしなければならない事情がありますよね。
そんな時、疲れが完全に取れなくても、眠気を飛ばすことが出来れば、十分に仕事が楽になります。
目が覚めて脳が活性化すれば、ストレスも減って仕事の効率も上がります。
たっぷりと深呼吸をし、手早く仕事を終わらせて帰宅しましょう。
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