トップの起業家は一気に仕事を片付ける
率直に言って、稼げるトップの起業家は
仕事を一気に仕上げます。
世に溢れる稼げないダサい起業家の様に
「ちょっと疲れた…」とか、
「腹ごしらえしてから仕事しよう…」とか、
「今日は気分が乗らないからいいや…」とか、
とにかくそんな風のダサい言葉を
一切口にしないのが特徴です。
自分であらかじめ予定した仕事量を
仕上げるまで、トイレの時以外はほとんど椅子から
腰を上げることもしないです。
目はパソコンの画面をじっと見つめていて、
少し気難しげな表情をしています。
これは本当に稼いでいる起業家のもとで
仕事をしてきた私の観察の結果、わかったことです。
一方で、稼げない起業家はというと、
まず集中力が持たないので
仕事を開始して10分もしない内に
頭の中で悪魔の囁きが聞こえ始めます。
「今日は天気が良いからカフェで仕事するのはどうか」
「少し時間があるからランチは外食ではなくて手料理にしようか」
「読みたかった小説が届いた!これも運の内だ、今日は小説を読もう」
そうして、20分後には気力も尽きて
心の思うがままに自分の欲求を果たします。
突発的な欲求に従っているので、
当然予定した仕事量はこなせていません。
そして、1日の終わりになって言い訳を言うのです。
「今日は気分が乗らなかった。明日やればいいや。」
「天気が悪かったせいで気分が落ち込みがちだった。」
「あの人から電話がかかってきたせいで仕事が中断された。」
それ、多分稼いでいる起業家に話したら
鼻で笑われます。
そしてこう言われるでしょう。
「だからお前はいつまで経ってもへっぽこ社長なんだよ。」
辛いですよね。辛いですけども受け止めるしかないです。
事実、稼いでいる起業家の仕事量はすさまじいです。
傍で見てきた私が言うのだから間違いありません。
そして、彼らが他人の何倍もの仕事をこなす秘密が
「仕事を一気に片付ける」なのです。
なぜ仕事は一気に仕上げるべきなのか
ではなぜ仕事を一気に仕上げるべきなのでしょうか。
これは特別に言い立てることをせずとも
みなさん心の奥底では気づいていることだと思います。
これは仕事を一気に仕上げた場合の
メリットを考えた方がわかりやすそうですので
メリットを挙げていきます。
まずは、「仕上がりが早い」。
当たり前ですが、間に長時間の休憩を置かないので
仕上がりが早いです。
ただ、仕事の仕上がりが早いことには
実に様々なメリットがあります。
締め切りに間に合うので信頼が増します。
仕上がった後でミスが発覚したり、
途中で仕様変更になっても柔軟に対応できます。
そして、仕事が済んだ後の休憩で
「まだ仕事が終わっていない」ことに対する
漠然とした不安が無いので精神が安定します。
仕事が済んでいない状態だと、
何をやってもどこかしら不安が残りますからね。
これは面倒なことを片付けるというよりかは、
精神を安定させるためと考えた方が実践しやすいと思います。
「面倒なことを片付ける」ために仕事をしても
やる気の源がネガティブなことなので
何となく仕事が進みませんし、取り組みたくもないです。
でも、「精神を安定させる」ためだと、
仕事が済んだら気持ち良くなると考えるので
俄然仕事は進みます。こっちの方が良いですよね。
一気に仕事を仕上げる小テクニック
それでは、どうやったら仕事を一気に
仕上げることができるかお伝えしようと思うのですが、
その前に仕事は一気にできるということをお伝えします。
よく仕事のタイムマネジメント術みたいな本で
1時間仕事して5分休憩とか書いてありますが、
ぶっちゃけ5時間くらいは本当に集中していれば
休憩なしに取り組むことができます。
これは私も実践済のことですので
信じてください。案外やればできます。
そして、仕事後の爽快感がスゴイです。
それでは、小テクニックに関してです。
ずばり、やること・仕上げなければならないことを明確にする
ですね。
やることが見えていると、ゴールが見えます。
そうすると人間、できるだけ早くゴールに辿り着きたくなるものです。
あとは、これも似ていることですが
いつまでに終わらせるか、具体的な時間を
決めるのが一気に片付けるコツです。
理由は同じくゴールを作るためです。
ダラダラやってしまうのは、
ゴールを決めてなくて、いつまでやって良いような気分に
陥ってしまうことが原因です。
いくらでも時間をかけて良いような気分は
短期的には落ち着くかもしれませんが、
時間は有限で、実際にそんなことはありえず
ただの妄想なので止めるが吉です。
仕事はメリハリをつけてやるのが一番です
仕事を一気に仕上げる重要性は理解していただけたでしょうか。
考え方としてはシンプル過ぎますが、
実際にできている人はほとんどいないと思います。
どこかで言い訳を作ってしまうのが実情でしょう。
しかし、少しづつで良いので
仕事中に「一気に仕上げる」をおもいだして
言葉通り一気に仕上げてみたら、その快感に
ハマってしまうこと間違いありません。
ぜひ実践してみましょう。
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