「目が痒い、鼻水が止まらない」
3月頃から、くしゃみや目のかゆみ、
鼻詰まりなどのつらい症状に悩まされる花粉症が
猛威を奮ってきます。
ですが、花粉症になる人とならない人、
花粉症が辛い年と辛くない年が
あるのはなぜでしょう?
今回は、つらい花粉症を予防するための
原因と対策をご紹介します。
花粉症のメカニズム
花粉症は、花粉に対して
身体がアレルギー反応を
出すことによって起こります。
アレルギー反応とは、
本来は身体を守る仕組みですが、
過剰に反応してしまうと
困った症状になるわけです。
花粉は身体に害がないのに
身体は敵だと錯覚して過剰に追い出そうとします。
それで、くしゃみや鼻水、
涙などの症状が現れるのです。
その他の花粉症の症状として、
鼻や目、喉といった首から上の部位に現れますが、
人によっては熱感や倦怠感など
全身症状を伴うこともあります。
そうなると仕事に必要な集中力も
削ぎ落とされてしまいますよね。
花粉症になる人と、ならない人の違いは?
花粉症になる人と、ならない人がいるのは
どうしてでしょうか?
その理由は大きく分けて3つあります。
1:アレルギーは遺伝する事もある
アレルギー体質は
遺伝の影響を受けると言われていて、
家族や近親者にアレルギー体質の人がいる場合は
花粉症になりやすくなります。
2:食生活や住環境などによる違い
お年寄りで花粉症の人を見たことがありますか?
実は1960年代までは国内で
花粉症はありませんでした。
これは、若者とお年寄りとの
免疫力の違いもありますが、
当時の日本人の食生活や住環境が
アレルギーになりにくい体質を作り出していたから
であると考えられています。
幼い時に綺麗な環境に居すぎると、
免疫が作られにくくなるので
花粉症になりやすいとも言われています。
家畜している家系は花粉症の人も
いないそうです。
そのため、
同じ地域に住んでいても
食生活や住環境が異なると
花粉症になる人とならない人が出てきます。
3:花粉にさらされる量の違い
人間の体はアレルギーの原因物質(=花粉)を
体内に取り込むと、
それを無害化するための抗体を作ります。
この抗体の量が一定の水準を超えると
花粉症の症状が現れるので、
花粉に多くさらされた人ほど
花粉症になりやすいのです。
だから、
「去年まで全然、平気だったのに…」と
今年から急に花粉症の症状が出てくる人もいます。
花粉症が増えているのは
食生活が原因?
スギ花粉が飛び交う3月は、
花粉症の方にとっては、
最もつらい季節。
重症になると、
鼻づまりで夜もろくに眠れず、
体調不良を訴える方も多いようです。
花粉症増加の理由として、
食事が影響の1つになっています。
近年、こんなにもアレルギー疾患が増えたのは、
食事の洋風化により
高たんぱく、高脂質の食品が増えたことや、
環境汚染など、時代の変化が背景にあります。
それに加えて、
バランスの悪い食事や、過度のストレス、
喫煙、不規則な生活が重なると、
さらに花粉症が悪化してしまいます。
辛い症状を緩和させるためにも、
花粉症に負けないカラダ作りを始めましょう。
食生活を見直してみよう
炭水化物が食事の主体になる発展途上国では、
花粉症が少ないと言われています。
かつての日本も、米、野菜が中心の食生活でしたが、
体内の免疫を刺激しやすい
たんぱく質や脂質の摂取量の増加に伴い、
アレルギー疾患が多くなってきました。
また、アレルギーの原因となる、
食品添加物や加工食品、甘いものを多く食べすぎると、
炎症物質であるヒスタミンやロイコトリエンの放出が増え、
症状が悪化しやすくなります。
普段、どんなものを好んで食べていますか?
食習慣をチェックしてみましょう。
花粉症がキツイ時期はいつ?
花粉の飛散状況は
年や地域で多少の違いはあります。
花粉の種類を季節によって大別すると、
春は樹木の花粉、
夏は稲などの単子葉植物の花粉、
秋は雑草の花粉が多いということがわかっています。
つまり、冬の時期を除くと
すべての季節で花粉症になる可能性があるわけです。
関東と中国・四国における
花粉の飛散時期は
次のカレンダーのようになります。
自分の花粉症になりやすい時期を確認し、
その時期に近づいたらしっかり予防しましょう。
花粉症を予防するための5つの対策
1:室内に花粉が入らないようにする
服はなるべく花粉が付きにくい素材を選び、
家に入る前は玄関先で衣服や髪、
カバンなどについた花粉を払うようにしましょう。
車の中に入るときも同様です。
車の中では通風口は閉じるようにしましょう。
2:花粉の多い日の外出を控える
風の強い晴れた日、
その中でも特に昼前から午後3時ごろは
花粉の飛散のピークです。
このような日、時間帯は極力外出を控えましょう。
3:うがい・手洗いを徹底する
花粉が体内に入らない、
あるいは入った花粉を追い出すために、
帰宅したら、手洗い・うがいをしましょう。
また、顔や目、鼻を洗うとより効果的です。
4:メガネやマスクで体に入る花粉を防ぐ
花粉症の症状が最も多いのが、目・鼻・のどです。
これらの部位を花粉から守るために、
マスクやメガネを着用しましょう。
最近は花粉防止用のメガネも販売されているので、
利用するのと良いでしょう。
5:髪を小さくまとめる
髪に付着した花粉も
花粉症を引き起こす要因となります。
髪を小さくまとめて花粉が付きにくくしたり、
帽子をかぶって花粉を払いやすくしたりするのも良いでしょう。
人気の花粉症対策グッズ
ランキングを紹介
【第5位】アレルケア L-92(カルピス)
主な特徴:
カルピス社独自の「L-92菌」を活用した新シリーズ「アレルケア」。
L-92乳酸菌は、
花粉症や通年性のアレルギー性鼻炎に
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乳性飲料タイプの他に濃縮タイプや
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ドリンクタイプは、
特に人気でネットでも品切れ状態になっています。
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風邪も引きにくくなったような気がします。
即効性は期待できないですが、
ジワジワと効果が実感できます。
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ヨーグルト風味なので子どもでも飲みやすい。
家族全員でドリンク感覚で毎日飲めます。
濃縮タイプの場合は、
1日目安量は150mlなので、
子どもでも飲みきれる量になっています。
【第4位】花粉 鼻でブロック チューブ入(フマキラー)
主な特徴:
鼻の中に塗るだけの「新・花粉対策」
高純度フィルター成分で花粉やハウスダストの吸入をブロック。
オススメのポイント
①マスクがいらない
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目立たないのも嬉しいです。
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運転中やお仕事中も使えます。
妊娠中・授乳期の方やお子様にも安心です。
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塗布直後に食事しても大丈夫です。
【第3位】花粉 鼻でブロック 爽快ミストウオッシュ(フマキラー)
商品名: アレルシャット 花粉 鼻でブロック チューブ入
主な特徴:
シュッと押すだけ!「痛くない鼻洗浄」
やさしく洗って、花粉やホコリもスッキリ!
弱酸性のミストが、
鼻腔内の花粉や汚れた鼻汁をスッキリ洗い流します。
オススメのポイント
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これ系の商品特有のツーンとした痛みが
まったくありません。
ミストタイプなので、
喉までいく心配もなく気軽にぷしゅっとできます。
子どもでも怖がらずにできるのでオススメです。
②とにかくスッキリ!!!
基本的に朝と晩の2回使っていますが、
とにかく鼻の中がスッキリとして気持ちがいいです。
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チューブでガード→ミストウオッシュでスッキリ!!
これがすごいコンビネーションなのです。
【第2位】ノーズマスクピット(バイオインターナショナル)
商品名: ノーズマスクピット
主な特徴:
世界初の目立たない花粉マスク。
鼻に優しく差し込むだけの、
簡単で目立たない鼻のマスクで、
花粉・粉塵・黄砂・ほこりなどの侵入を99.9%防ぐ画期的な商品。
オススメのポイント!
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鼻の穴の中にぴったりと装着するので
隙間がなく、効果はピカイチ。
口コミで人気が広がりロフトでは、
去年、今年とダントツで売上1位なんだとか。
②マスクがいらない
フマキラーの鼻でブロック チューブ入には少し劣りますが、
マスクに比べてかなり快適です。
メガネも曇りません。
③発想がユニーク
周りの人につけてることを言うと驚かれます(笑)
【第1位】超立体マスク 花粉用(ユニチャーム)
商品名: 超立体マスク 花粉用
主な特徴:
顔にピッタリフィットする超立体構造で、
今までの悩みの種だった鼻、ほほ、あご部にできる
『花粉侵入ゾーン』を大幅に低減。
高密度フィルターで花粉の侵入をしっかりブロック。
オススメのポイント!
①苦しくない
マスク特有の息苦しさが少ないので呼吸がとても楽。
しかも、しゃべりやすいです。
サイズは3タイプあるので、お好みで選べます。
②痛くない
長時間つけていても耳のあたりがまったく痛くなりません。
耳掛けの部分がとてもやわらかいです。
③女性に嬉しい
一般的なマスクと違って、
マスクと口の間に隙間があるので、
女性の場合はお化粧や口紅もつきません。
細かいところですが、
見た目がシンプルなところや
マスク自体の匂いがキツくないのも嬉しいところです。
「もっと詳しく知りたい」
という方は花粉症治療のスペシャリストである
名医の話を聞いてみてください。
ということで、
花粉症のメカニズムと対策
~対策グッズもランキング形式で紹介~でした。
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