なぜ成功者は毎日同じ服？
スティーブ・ジョブズは黒のタートルネックに
ジーンズとスニーカーというスタイルを
生涯を通じていました。
マーク・ザッカーバーグは
お決まりのグレーのTシャツや、
黒のパーカー、ジーンズを身にまとっています。
オバマ大統領も
毎日ほとんど同じスーツを着ることで有名です。
今回は、世界の偉人が実践している
３つの習慣について書いていきます。
「仕事で独創性を持つためには、
日常生活では退屈な人であれ」
普通にこの言葉を聞いたら、
「なんか矛盾してないか？」
と感じてしまいますよね。
退屈でありながらおもしろい人になる、
平凡でありながらオリジナルであるなんて
ありうるでしょうか？
ですが、これについてよく考えてみると、
これは退屈な人であれという意味ではなくて、
退屈なことをするのも必要で、
整理してシンプルにすると
少し退屈な人間になるとも言えます。
どういうことか？
ある部分をシンプルに整理すると
他のことにフォーカスできるようになって、
他の部分でより素晴らしいことを
成し遂げることができるようになるということです。
つまり、
物事をシンプルにして
整理し習慣化することは、
仕事での独創性を失うことにはならないということです。
逆にシンプルにすることで
クリエイティビティに繋がるとも言えます。
ある部分ではとても退屈な人なのに、
他の分野でズバ抜けて
素晴らしい功績を残した人達がいます。
その偉人たちに共通する性格と行動は、
いくつか共通点があります。
その一つに物凄くシンプルで
退屈すぎる一面を持っていることです。
凄い偉人＝複雑なことをしている
と思いがちですが、
物凄くシンプルにしているからこそ、
独創的な思考になるのでは？
と思えるほどです。
多くの人は、おもしろい人になろうと
一生懸命になるあまりに
見落としてしまっているのかもしれません。
人生のある部分をシンプルにすることは、
実は成功の鍵…なのかもしれません。
１：なんでもメモする習慣を
なんで、いちいち書き残さなければならないのか？
まずは人がどれだけのことを
覚えていられるかを考えてみましょう。
全てを記憶していられるのであれば、
別にメモする必要はありませんよね。
人には計算する能力が備わっていますが、
計算をするのなら電卓を使ったほうが
早いし正確だと思います。
計算が出来ると言えど、
電卓より正確ではありませんし、
それには劣りますよね。
計算機は計算を間違ったりしません。
つまり、
自分にしか出来ない事をやりましょう！
ということです。
機械ができることは
機械に任せた方が効率的です。
人は、やらなくてはいけないことや、
それをいつまでにすれば良いのか
覚え続けておくのが機械と比べたら、とても苦手です。
つまり、
覚えておくことが得意なツールに
それを任せておいたほうが良くないですか？
たとえば、
ToDoリストやカレンダーの無料アプリでもイイですし、
予定表にノートなど、
シンプルで特におもしろくもないものですが、
こういったツールに任せておけば
やらなくてはならないこと、
そしてそれをいつ・いつまでにやらねばならないかを
忘れることはありませんよね。
そのようなツールにスケジュールやToDoリストの
記憶を任せておくと、
ひとつかふたつのタスクに集中することが出来ます。
そうするだけでも
結果が出やすくなるというわけです。
偉人達に共通する１めの事は
『すべてを書き留めておく』ことです。
２：必要最低限
自分の仕事に関係ないことは
迷わないようにルールを決めておくことです。
歯磨き粉１つとっても、種類が豊富ですよね。
ある研究では、
これらたくさんの歯磨き粉、レストラン、
ジーンズなど同じものの中にたくさんの
選択肢があることに着目しました。
まぁ選択肢がありすぎですよね、
いつも迷ってしまいます。
選択肢がありすぎることで、
「こっちの方がいいのかな」と
間違った選択をすることを
恐れるようにもなります。
そして、選択肢が多すぎて
どれを良いか分からなくなり、
結局、何も選ばないなんてことがありませんか？
服装の例えで、
このスタイルどこかで見たことがありませんか？
これはスティーブ・ジョブズが
約10年間ほぼ毎日着用し、
ほぼすべての基調講演で着用していたスタイルです。
そしてこのように
自分のスタイルを確立している人は他にもいます。
オバマ大統領も同じく、
ブルーとグレイのスーツしか持っていないそうです。
毎日スーツを着用する彼のような人が、
2種類の色のスーツしか持っていないというのは
少しつまらないようにも思えますよね。
ですが、成功者が理解しているのは
メンタル・エナジーの容量だと言われています。
私達が意思決定をする
メンタル・エナジーの容量は
限られていると研究でも明らかになっています。
どういう事かというと、
ことの大小に限らず、
私達が意思決定を下す度に
意志力が弱まっていく、とという事です。
ここで問題となってくるのは、
大きな決定をしなければならない時に、
何を着るか？
何を食べるか？
何を買うか？
選択肢が多いと意志力が
なくなっていくことです。
何をテレビで見るかを決めることで
勿体無い労力を使ってしまっているんです。
その結果、
重要な決定を下さなくてはならない時に、
最大限のメンタル・エナジーを使うことができなければ
どうしようもないです。
では、どうすればよいでしょうか？
それは、やらなくてもよいこと、
やりたくないことを排除することです。
そんなものを抱える必要はありませんよね。
多くの人にとって困難なのが次で、
やりたくないけれども
やらなくてはならないことです。
そういったことを自動化してしまうと
無駄にエネルギーを使わずに済みます。
たとえば、朝は毎日同じものを食べれば
「朝は何食べようかなぁ」という
エネルギーは使わずに済みますよね。
やらなくてはならないけれども、
あまり重要視していないことを自動化するは
良い方法だと思います。
そのことについては毎回同じ決定を下す、
または誰か他の人に決めてもらうと決めてしまえば良いんです。
そうすることで、
大好きなことにすべての力を
もって取り組むことができるということです。
３：優先順位を時々チェック
ここまで「退屈な人」はすべてを書き留めておく、
必要最低限に留めるという話をしました。
3番目は最も重要です。
それは立ち止まり、自分に質問することです。
多くの人が
「直感を信じるべきだ」
「走り続ける」
「チャンスに飛び込むべきだ」と思っています。
ですが、これが危険な考えの１つかもしれません。
なぜかというと、
周囲で起こること全てを把握し続けることは
不可能だからです。
大量の情報が周りを飛び交っています。
それらすべてを把握しながら、
自分の好きなことだけに囲まれて
生きようなどということは不可能ですよね。
実際、現代では2日ごとに、
人類の起源から2003年までのデータ量以上の
データを生み出すのそうです。
2日ごとにですよ？
そして毎日900,000時間の
新しいYouTubeがアップロードされています。
毎秒10時間分のビデオが
アップロードされている計算になります。
つまり、14時間分のYouTubeを見損なうと、
これからのすべての人生を見損なった分を
すべて見直すことに捧げなければならないということです。
こんなことをするのは不可能ですよね。
そしてこれをしようと努力することで、
私達にとって重要なことをする時間と
エナジーがなくなってしまいます。
つまり、時に立ち止まり、
自分の目標を確認する必要があります。
そして確認したら、
それについて質問してみることも重要ですね。
独自の思考は、
最初のインスピレーションじゃないことが多いです。
最初に思いついた考えは
常に最悪の考えである危険があって、
最初に考え付くことは
他者がすでに考えているからです。
それはニュースで見聞きしたこと、
両親・教授・友人から言われたことがあることです。
そういった影響を少なからず受けてしまいます。
独自の視点を持つために「普通」を考え直すため、
最初のインスピレーションを
疑ってみる必要があります。
ですが、周囲のすべての情報を把握しようとするが故に、
最初のインスピレーションを
独自のアイディアに繋げる余力が残らないです。
自分にとって何が必要か？
何を大切にしているのか？
重要ではなくなったものは排除して
好きでもなければ嫌いでもない
やらねばならないことは自動化します。
最後に、好きなことをする計画を立て、
整理し、実際にそれを行動に移すと、
エネルギーを無駄遣いせずに生活できると思います。
まとめ
1：メモして思考回路を温存
2：必要最小限にしてムダを省く
3：優先順位を付ける
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