新しいことを学ぼうとすることは、素晴らしいことなのですが、
時間をかけて学んだことでも、自分に身につけることができなければ、
学ぶことにかけていた時間が全て無駄な時間となってしまいます。
ビジネス書を読んだとしても、そこに書いてあった内容を
読み終わった後に思い出せずに、自分の知識として使えないようなら、
何のためにその本を読んだのかわかりません。
読書に限らず、セミナーに参加したり各種教材を購入して
ノウハウを学ぶ時もあるかと思いますが、
せっかく時間とお金をかけて勉強するのですから、
勉強したノウハウは確実に自分のものにして使いこなし、
しっかりと成果を上げていきたいですよね。
今回は、ノウハウを学んだ時に取り入れることで、
しっかりと知識を自分のものにして身につける方法をお伝えします。
シンプルで誰でも簡単に取り組むことができる方法ですので、
ノウハウを学ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。
勉強したことを丸ごと誰かに教えるつもりで学ぶ
この話を自分が人に教えるとしたら、、、
という、学んだ情報をアウトプットする前提の姿勢で学ぶことで、
自分に入ってくる情報への食い付きが変わってきます。
学んだことを誰か自分以外の人に教えようと思うと、
わかったつもりになっている程度では教えることができませんので、
そのノウハウを本質的に理解する必要があります。
ですから、自覚はなくても後で誰かに教えるとなると、
無意識に情報の重要な部分や、それぞれの関連の深い部分に注意して
頭の中で整理しながらノウハウを学ぶようになるのです。
自分が学んだことを誰かに教えなければならない状況に置かれると、
新しい情報を吸収する能力が高くなりますので、
ノウハウを学ぶ時には、
「今日勉強したことを、明日には自分が他人に教える」
という意識をもって学ぶようにしましょう。
学んだことは誰かに教えてこそ身につく
せっかく高いお金と自分の時間をかけて学んだノウハウを
そんなに簡単に他人に教えるなんて、
自分が損するみたいだし、もったいなくてできない!
このように思うかもしれませんが、、、
学んだノウハウは実際に誰かに教えることができてこそ、
自分の身に確実に身につけることができます。
ですので、自分が時間をかけて得た重要で貴重だと思うノウハウも、
惜しむことなく他人に教えていくようにしましょう。
他人にそんな貴重な情報を教えてあげることで相手からは感謝され、
あなたの評価もグングン上がりますし、
それだけでなく自分の中で情報の整理もしっかりできて
ノウハウを確実なものにできるのですから、
自分が学んだノウハウを情報を伝えていくことは
もったいないことでも損することでも全くありません。
そもそも、損すると思ってしまうのは、
教えた相手がその情報でうまくいくようになるのが怖いからです。
そんな考えを持っていること自体、自分を損させることになりますので、
学んだノウハウを自分に確実に身につけるために
積極的に誰かに学んだことを教えていきましょう。
誰かに依存するのをやめる
学んだことを実践してみても、うまくいかないことももちろんありますが、
そのうまくいかない原因がノウハウの作成者にあると考えることはやめましょう。
その他人に依存しているマインドを持っていることが、
余計にうまくいかないことにつながっています。
・ちゃんと詳しく教えてくれなかった
・このノウハウは自分には合わない
・そもそもこのノウハウは使い物にならない情報だ
このように、自分以外のことに原因があると思っていると、
いくら素晴らしいノウハウを学んでも、一つも自分のためになりません。
世の中に完璧なノウハウなんてありませんし、
100人中100人に誰でも100%ピッタリはまるようなノウハウは
この世に存在しません。
粗探しをしようと思えば、いくらでも粗は出てきますし、
そんなことをしていても無意味です。
どんなノウハウを学んでも、取り入れることができる部分を自分のものにして、
上手にノウハウを利用できる人がいることは確かなのですから、
誰か自分以外のもののせいにするのではなく、
自分に全て責任があると思って学ぶようにしていきましょう。
基本的に、物事がうまくいかない時というのは、全て自分に責任がある時です。
誰かの自分以外の責任にしているという行為は、
自分に力がなくて未熟なんだと公言しているのと同じことですよ。
尊敬している人から学ぶようにする
同じことを教えてもらうにしても、誰から教えてもらうかで、
自分の中にスッと学びが入ってくるかどうかは大きく変わってきます。
学生の頃を思い出してみてほしいのですが、
数多くいる先生の中でも好きな先生と嫌いな先生がいたはずです。
この人は性格的にも自分と合うな、尊敬できるな、と
自分が感じている先生の言葉は、聞いていて楽しく感じるし、
スポンジが水を吸うかのように自分の中にどんどん入ってきたけど、
逆に嫌いだと感じている先生の言葉は、右から左に流れていって、
そもそも聞く気もしないので頭に残らなかったのではないでしょうか。
人間は理性があって自分の頭で考えることができる賢い動物ですが、
同時に感情に大きく左右される一面も持っています。
ですので、どんなに良いノウハウを教わることができても、
そのノウハウを終えてくれる人が自分の嫌いな人であったら
全く自分のものにすることができないのです。
自分のものにできなくて上手くその情報を使うことができず、
それをノウハウが悪いと責任転嫁してはノウハウがかわいそうです。
ですから、ノウハウを学ぶ時には、
自分が尊敬している人から学ぶようにしましょう。
自分が尊敬している人の言葉なら素直な気持ちで聞くことができますし、
真剣に学ぶ姿勢もできますので、学習効果が倍増します。
まとめ
効率的に学習するためには、自分に全ての責任があることを自覚し、
自分の尊敬できる人から素直な気持ちでノウハウを学ぶこと。
そして学んだノウハウを、翌日には自分の口から
友達や家族などの自分以外の人に教えてあげるという意識を持って学べば、
確実に学びを自分の知識とし、利用することができます。
シンプルで簡単な方法ですが、何かを学ぶ時には
このことを意識しているのとしていないのでは、
自分の中に残る知識が大きく変わってきますので、
ぜひ参考にして、取り入れてみてください。
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