お金の使い方には「消費・浪費・投資」の3つの使い方がありますが、
同じように時間の使い方にも「消費・浪費・投資」という3つの使い方があります。
使い方は人それぞれ違っていますが、誰にとっても1日は24時間。
「時は金なり」という、ことわざもありますが、
この限られた資源である24時間をどのように使うかで、
自分の今後が大きく変わってくることは間違いありません。
時間もお金と同じように、
消費や浪費をしているだけではなにも変わりません。
時間を何に投資するのかを考え、使っていくことで、
自分の理想とする良い未来に近づいていくことができます。
また、理想の生活を送っている人たちは、時間の使い方が上手で、
逆に何も成し遂げられない人の多くは時間の使い方が下手なことが多いです。
だからこそ、私たちの限られた資源である時間を無駄にしないように、
時間の「消費・浪費・投資」という感覚を持って過ごしましょう。
時間の消費とは
時間の消費とは、必要最低限な時間の使い方のことで、
生きていくうえで必要な時間だと思ってもらって大丈夫です。
たとえば
仕事・食事・入浴・睡眠・病気などです。
この時間を削ることはできますが、、
削ってしまうと日常生活に支障をきたすものは時間の消費です。
病気はなろうと思ってなるものでないですし、
病気してる時間がもったいないからといって
時間を他に使うこともできませんよね。
時間がない、忙しい!
という人ほど、睡眠時間や入浴時間を削って時間を作ろうとしたりします。
一時的に削ることは問題がないでしょうが、
慢性化すると睡眠時間が足りなければ健康に影響がでてきますし、
入浴もしたりしなかったりでは、
社会的にどうなんだとなってきます。
睡眠時間や食事を適当に済ませることで時間を削っても、
病気になって寝込んでしまったっら
削った時間よりもかえって時間を無駄にしてしまうことになります。
これらの、日常生活で削ることのできない時間のことを、
時間の消費といいます。
時間の浪費とは
時間の浪費とは、惰性で物事を行っている時間の使い方をいいます。
たとえば
目的もなく見ているテレビ・なんとなくしてしまっているネットサーフィン・
通知もきていないのに眺めているFacebookなどのSNS・モノやデータの探し物
これらに時間をとられるのが時間の消費です。
家に帰って、とりあえずテレビを見ていたら、
あっという間に時間がたっていた。
という経験は、誰でも持っているのではないでしょうか。
目的もなく時間だけが過ぎていって、
心がけひとつで削ろうと思えば削れる時間のこと、
自分の成長になにもつながらない時間の使い方を
時間の浪費といいます。
探し物も時間の浪費です。
普段から整理整頓していれば、本来は探す必要もないですよね。
ある調査によると、私たちは探し物をするために
1年間で約150時間もの時間を探し物をするために浪費しているそうです。
150時間といえば、ほぼ1ヶ月分の労働時間です。
それだけの時間を余分に探し物をするために使っているなんて、
時間の無駄遣いでしかありません。
また、無意味な飲み会も時間の浪費です。
時間を有効に使いたいなら、
無駄な時間は極力削る努力をしなければいけません。
人が生きていく中で、浪費する時間もなければ息が詰まってしまいますが、
こういった時間は惰性でなんとなくダラダラ使ってしまいがちです。
この惰性で使ってしまう時間の浪費を削ることができるかできないかで、
未来の自分の姿が変わってきます。
テレビを見たり、ネットサーフィンをしたり、友人と遊ぶ時間も必要ですが、
ダラダラせず時間を区切って計画的に時間を使いましょう。
時間の投資とは
時間の投資とは、緊急性はないけれども
自分の未来をより良くするために使う時間のことです。
目標を達成することができる人たちは、
間違いなく投資するという時間の使い方をしています。
たとえば、
読書をして知識をみにつける・将来必要な資格の勉強をする・
自分のスキルを高める・健康に過ごすために運動をする
これらは今すぐにやらなきゃいけないことでもありませんし、
取り組んだからといって、すぐに結果のでるのもではありませんが、
自分の未来をより良くするために取り組むべきことです。
具体的にいうと、パソコン作業の時間短縮を図るために、
時間を使ってブラインドタッチやショートカットキーを覚える。
これは時間の投資です。
ブラインドタッチの練習中やショートカットキーを覚えてしまうまでの時間は、
慣れていないことをするので、当然今までよりも余計に時間がかかります。
操作するたびにショートカットキーのメモをみたりしないといけません。
でも、1度習得してしまえば、
パソコンの作業が今までよりも数倍、数十倍スピードアップして、
素早く作業を終わらせることができます。
時間を作るために、まず先に時間を投資して、
それ以上の時間を生み出す仕組みやスキルを身に付ける。
こういう時間の使い方を時間の投資といいます。
まとめ
自分の理想とする生活を送っている人たちは、時間を使うことが上手で、
時間の「消費・浪費・投資」を意識して日々生活しています。
これからは浪費の時間をなるべく抑えて、
そこで作った時間を投資にまわしていきましょう。
「今やっていることは、未来の自分のためになることなのか」
ということを意識するようにするだけで、
自分の時間の使い方をその都度、簡単に見直すことができます。
時間は誰にでも平等に与えられているもの。
限られた資源である時間を無駄にしないように、
時間の「消費・浪費・投資」を意識して生活していきましょう。
※ 関連記事、類似記事はこちら
→ ネットビジネス初心者の成功と失敗の分かれ道はスピード感にある⁉︎
→ 完璧を目指すと稼げない⁉︎ネットビジネスで稼ぐいい加減さとは
購入はこちら
→ なぜか仕事が速い人のパソコンの使い方
この記事へのコメントはありません。